ここは【logirl footprints】ですから、メインコンテンツの一つ『ももクロChan』に言及しつつ、
なおかつ競馬予想をして、できれば的中するという離れ業に挑戦してみましょう。
対象は日曜阪神11Rのダート重賞プロキオンS。ダート重賞というのは、むっちむちの体をした馬たちが飛び交う砂をものともせず戦う。
そんなマッチョなイメージですが、今回のプロキオンSも男祭り…ではなく「ももクリ」でいきましょう。
ももいろクローバーZのクリスマスライブは「ももいろクリスマス」、通称「ももクリ」、これです。ももクリ2019の舞台裏が『ももクロChan』#487にあります!
内田敦子さんはモノノフで、今回のYouTube(logirl 【テレ朝動画公式】)では競馬とももいろクローバーZのお話をしています!logirlならではの企画ですね。
’12年以降、プロキオンSは中京競馬場で開催されていますが、今年は諸事情から阪神開催です。
もともとは阪神競馬場の重賞でした。’96~’05年、’07~10年は阪神で開催。そのときの傾向で明確なものがあります。
8枠が強い。
阪神ダート1400メートルというコースは、芝からスタートして途中からダートに替わり、最初の芝を長く走れる外枠の方がやや優位な傾向があります。
まあ7枠も強いのですが、ここでは8枠を強調しておきましょう。8枠の帽色はピンクだから。ええ、ももいろです。
8枠は⑮ワンダーリーデル、紅一点⑯ヤマニンアンプリメ。
さらに狙いの◎は⑥サンライズノヴァ。担当(普段のお世話、調教など)する棚江さんは、
‘10桜花賞2着オウケンサクラも担当した腕利きで、モノノフです。
だから狙う…というのは、単なる応援であって予想ではありません。ちゃんと狙う理由があります。
サンライズノヴァは昨年10月に盛岡競馬場の南部杯というビッグレースを勝った実力馬。
そのため負担重量が59キロと、ほかの馬より2キロから3キロ重くなっています。
競馬者にとって59キロは「重いな…」と嫌いたくなる数字で、少し人気を落とします。
しかし、59キロでプロキオンSを勝った馬は過去に2頭いて、
管理する音無調教師も「59キロは大きいレースを勝ったからこその勲章。強気な競馬をする」と力強い。
59キロを理由に人気を落とすなら、むしろ買い。
何より、この馬「栗毛」です。栗毛は全サラブレッドのだいたい「4分の1」弱ぐらい(馬の毛色はメンデルの法則で、栗毛と鹿毛が対立遺伝子、栗毛が潜性のため)。
毛色は競走能力に関係ないので、栗毛の成績もだいたい「4分の1」弱になるはずですが、プロキオンSは違います。
過去10年で、栗毛がのべ44頭が出走して5勝、2着3回、3着4回。ほぼ半分を占めています。
ついでに過去24回全部振り返りますと、栗毛124頭、9勝、2着8回、3着8回。期待値はいずれも6回ほどなので、
通算してもめっぽう栗毛が走る「栗毛の特異(得意)レース」です!
ほかに栗毛は②デュープロセス、⑪エアスピネル、⑫トップウィナー。
8枠と栗毛、「ももクリ」で馬券を組み立てましょう。
◎は⑥サンライズノヴァ。相手に8枠。
馬券は3連複フォーメーション⑥―⑮⑯―②④⑤⑦⑧⑩⑪⑫⑭⑮⑯19点。
先週は馬連1点予想で、実はそれなりに自信もあったのですがさっぱり。反省して手広く行きます。
text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC