先週のエリザベス女王杯は「強固なsisterhoodが形成され、いちげんさん、お断り的なシステム」とか「序列がはっきりしており、競馬場が京都だろうが阪神だろうが関係ない」と、要するに「前の年に走った馬が強い」と書き連ねながら、◎ラヴズオンリーユー(昨年3着)が今年も3着。勝ったのは昨年1着のラッキーライラック。連覇でした。もっと普通に印を打っておけば…と思わなくはありませんが、これも競馬。少なくとも◎が馬券(3着以内)になったので、もうひと頑張りです。
今回は日曜(11月22日)阪神11RのマイルCSを予想します。
YouTube(logirl 【テレ朝動画公式】YouTube)の美味しい競馬#14では、⑭サウンドキアラをプッシュしているのですが、ぜひお伝えしたい情報を入手しました。
担当する森崎調教助手によると、サウンドキアラは「ツンデレ」。
「外にいるときは戦闘モード。パワーがあるし男馬みたい」
外ではピリピリ、ツンツンしたところを見せます。ところが…。
「馬房では甘えてくるし、人なつっこい」
デレるのあんたにだけか!とツッコミが入るところですが、ともあれツンデレ彼女との幸せなツーショットを載せておきましょう 。
満面の笑み(森崎さん)に対し、キアラが澄ましているところに、確かにツンデレ風味がありますね!
リア充カップルの話題はここまでにして、今回のマイルCSは、スプリンターズSを圧勝した④グランアレグリア、3歳牡馬No・2の⑰サリオス、能力上位のこの2頭が両立するかがポイントです。
グランアレグリア=米国牝系、最適距離1400メートル、距離延長、内枠。
サリオス=ドイツ牝系、最適距離1800~2000メートル、距離短縮、外枠。
わりと対照的で、適性もかなり違います。つまり、適性面ではあまり両立しそうにありません。かといって、両方馬券圏外も考えづらいところです。能力でワンツーしたら諦めるとして、別の馬からこの2頭へアプローチしたいと思います。
◎②レシステンシア。
昨年の2歳牝馬No・1決定戦の阪神ジュベナイルフィリーズを逃げて圧勝。今回もよほどスタートを失敗しない限り、まず先頭に立つでしょう。ポイントは骨折明けで半年ぶり、木曜に測った馬体重が514キロと、前走時から38キロも増えていること。まあ天高く馬肥ゆる秋と言いますし、この馬が母方に持つデインヒルの血は、大型に出てさらに成長するタイプも多いので、大丈夫だと見込んでいます。競ってくる相手もいないのでマイペース。押し切りを期待します。相手は④グランアレグリア、⑭サウンドキアラ、⑰サリオス。
馬券は【3連単】フォーメーション
<1着、2着>②=<1着、2着>④⑭⑰→<3着>④⑥⑦⑧⑫⑭⑰ 36点。
なお【3連複】フォーメーション②―④⑭⑰―④⑥⑦⑧⑫⑭⑰にすると15点なので、それを押さえておくのもいいかも(弱気)。
text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC