先週の京都金杯、②④⑬で3連単122万8010円。でっかいお年玉でしたね。
馬単②④も2万4740円。これ届いたなー。ピースワンパラディからトニービン持ちに流すだけの簡単なお仕事。
欲をかいて3連単勝負なんてするから…と、新年早々反省はありますが、後悔している場合ではありません。
競馬は続きますし、今週もまた中京芝1600メートルで重賞があります。
日曜(1月10日)の中京11Rでシンザン記念が行われます。
京都競馬場が大改修工事に入ったため今開催は中京競馬場ですが、前年12月に6日間の開催があり、今回は12日間開催。
さらに3月、5~6月と開催ラッシュとなります。
1月5日の中京芝レースを見ると、前有利、内有利の偏りが出ています。
多めの開催をこなすため傷みづらいような芝コンディションにすると、こうした傾向が出てきます。
そのうえで京都金杯がそうだったように、「中京芝マイルはトニービン」です。
先週と一緒?そうです。競馬において、柳の下にはどじょうが群れでいるものなのです。
◎⑥セラフィナイト。
未勝利を勝ったばかりで重賞挑戦ですが、そもそも15頭のうち6頭が新馬・未勝利Vからの臨戦ですから、気にすることはありません。
前走のレベルはそれほど高くないと判断しているものの、この馬がラストの600メートル33秒7で走ったのに対して、2番目に速い馬でも34秒3。
はっきりと力が抜けていました。
それに加えて何がいいって18頭立てで、それなりに締まったペースのレースを勝ち切ったことです。
2歳戦は少頭数でゆっくりしたペースのレースが多いのですが、重賞ともなると流れが違います。
なおかつ今の中京芝は前有利、内有利の傾向で、外から見てそうした傾向が分かるなら、当然騎手は意識しますから、全体的にペースが上がりやすくなります。
走る馬としては、ゆっくりから突然ペースアップするより、ある程度速い流れからさらに速い流れの方が対応しやすいのが道理。
もちろんトニービンも持っています。
父ルーラーシップがキングカメハメハ×母父トニービン。
それとは別に、この馬の祖母はスリープレスナイト。
スプリンターズSを勝った一流馬でしたが、繁殖牝馬としては子どもが1頭競走馬になっただけで早世してしまいました。
その子がセラフィナイトの母ブロンシェダーム。
競走馬としては新馬勝ち1勝だけに終わったものの、母になっていい馬を出すことができましたね。
〇⑪レゾンドゥスリール。
新馬戦を勝ったばかりで1戦1勝。器の大きさはまだ分かりませんが、母ローブティサージュは’12年の2歳女王と早い時期に活躍した馬。
初戦の器用なレースぶりを見ても、明け3歳でもそれなりに動けると判断しました。父ハーツクライでトニービンも濃いめです。
▲①マリアエレーナ。
クロフネ×母父ディープインパクト×母母父キングカメハメハなので、トニービンは持っていませんけど、セラフィナイトと血統構成がよく似ています。
多頭数のよどみない流れで勝ち上がったのも同様。ならばセット買いで。①⑥がらみだと相当の高配当になります。
このレース、荒れる見立てです。
馬券は3連複フォーメーション
⑥―①⑪―全25点。
text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC