働く30代女性向けファッション誌…がここでどれほど知られているか分かりませんが、その雑誌「BAILA」2月号に藤田菜七子、坂井瑠星、荻野極のジョッキー3人が特集されています。ネットでも展開されていますので、興味がある方はご覧ください。
logirlに競馬コラムがあるぐらいですから、女性ファッション誌がジョッキーを特集しても驚く必要はないのかもしれません。1月12日発売のその雑誌を買った女性が、イケメンねーと言いながら、インターネット投票(すぐ申し込みできます)で日曜メイン重賞の荻野極と坂井瑠星の馬券を買って、それが的中してUMAJO急増!競馬にかかわる一人として、そんな展開を希望しています。ここで後押しをしましょう。BAILAを読む女性がここにどれだけ訪れるかは置いといて。
日曜(1月17日)の中京11R・日経新春杯で極と瑠星、チャンスがあると思います。
誤解のないよう記すと、◎極④サンレイポケット、〇瑠星⑧サトノインプレッサにした時点で、騎手同期だなー、何かコラムのネタないかなーとネット渉猟した末にBAILAにたどり着いたのであって、BAILAを見て日経新春杯を予想したわけではありませんので…!
◎④サンレイポケットは荻野極のお手馬です。7回騎乗して2勝、馬券圏内6回、着外は前走アルゼンチン共和国杯6着だけ。既に重賞で3着が2回あり、G2ではやや手薄のメンバーのここなら全く気後れはありません。敗れたアルゼンチン共和国杯にしても、伸びない内コースを回して0秒4差ですから、コースの内側が優位な今の中京芝のコンディションで、内枠を引いたなら馬券圏内に好走する確率は上昇します。惜しむらくは馬が惜敗タイプ、極もまだ重賞勝ちがありませんから、強気に1着で推すのはどうでしょうか。陣営も「今の中京は先行有利だから、差し馬で展開的に難しいところはある」と慎重です。とはいえ実力的に十分で、3番人気以下が予想され、中京芝も2戦2勝ですから馬券の軸としては狙い目だと思います。
〇⑧サトノインプレッサは坂井瑠星が所属する矢作厩舎の管理馬で、瑠星が騎乗して昨年ダービーで4着。ダービーで有利な最内枠を引いたとはいえ、道中ラチ沿い追走から直線外に持ち出して、3着馬とはタイム差なし。見事な騎乗でしたし、現4歳世代でも上位の1頭です。現4歳牡馬は昨秋以降の他の世代との対戦で戦績があまり芳しくありませんが、世代上位馬なら今回ぐらいのメンバー相手で好走していいと思います。瑠星は既にいくつも重賞を勝っており、度胸の据わった騎乗をしてくれるはずです。ダービーぐらい走れば好勝負必至!
馬券は 3連単2頭軸マルチ
④⑧軸―③⑨⑩⑪ 24点。
text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC