先週AJCC は3連複22点、3連単12点買いで、3連複④⑧⑨50倍、3連単⑨④⑧146.4倍を的中しました。フラットに買えば34点で196.4倍。名前を出した馬が1~5着独占。このコラムでは長いトンネルが続いていたので、安堵の涙を流すとともに、ルメール(1着アリストテレス騎乗)ありがとうと言いたいです。
さて今回は日曜(1月31日)の東京11R・根岸Sを予想します。
ところで、もしかしたらlogirlのなかのfootprintsに連載しているからこのコラムも見るけど、競馬あんまり知らないよ、見たことないよ、そんな方もいるかもしれません。そうであるなら根岸Sはテレビ視聴(日曜15時45分スタート)にお勧めです。
根岸Sというレースは例年の傾向として
・後を顧みない逃げを打つ馬がいる
・道中に次々と仕掛ける馬で出る
・派手な追い込みが決まりやすい
実のところ競馬、とくにダートは、逃げ馬が淡々と運んで押し切るレースが結構な割合であるのですが、根岸Sは道中の攻防やせめぎ合いにバチバチ火花が散ります。競馬の華である追い込み、しかも追い込みオブザイヤー級の鮮やかな末脚が決まって、さらに馬券が当たったりすると本当に爽快です。’12年シルクフォーチュン、’17年カフジテイクがまさにオブザイヤー級の追い込みなので、映像を見ていただいたら爽快感が伝わると思います。
たとえば根岸Sの追い込み馬の単勝を2人で一緒に買うことを合コンなり婚活なりに組み込めば、カップル成立率が上がるのではないしょうか。
つまり本命は追い込み馬。できればキャリアの半分以上は上がり3F最速を繰り出すぐらいの生粋のタイプを狙いたい。
◎⑮デザートストーム。
もともと芝でそこそこのレースをしていたのですが、キャリア19戦目にダートに転じて大正解。その後ダートで10戦4勝。10戦のうち7戦で上がり3F最速、2戦で上がり3F3位。4位以下になったのは1回だけ。東京経験なし、騎手も初騎乗と気になる点もあるのですが、今年は追い込み馬が少なく、例年に増して中団から早めに追い上げに出る馬が多そうなので、ズッポシはまりごろです。
もし、もしですが、カップルでデザートストームの単勝を買うなんてことがあって、それが来た日には、どや顔でパートナーに次のことを教えてあげてください。
デザートストームに騎乗した三浦騎手の配偶者はタレントほしのあき。
管理する調教師はジャパンカップを日本馬(カツラギエース)で初めて勝った「世界のニシウラ」こと西浦勝一調教師。2月末で調教師定年(70歳)。
さあ嵐を起こせ、デザートストーム。
③レッドルゼルは小気味いい先行馬でしたが、ここ2走は差しに回って好内容のレースを見せています。力をつけて、決め脚が磨かれてきました。
⑥タイムフライヤーは近況、重賞で無双モードが続いているルメール騎乗。東京ダートマイルでも武蔵野S2着の実績があるので侮れません。
⑨ヘリオスは今回と同じ舞台の霜月S勝ち馬。この1月はオルフェーヴル産駒が好調なのも好材料です。
馬券は
3連複フォーメーション
⑮―③⑥⑨―②③⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑯ 27点。
3連単
<1着>⑮→<2、3着>③⑥⑨ 6点 の計33点。
text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC