大胆に予想！『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』（菊花賞）

秋華賞のリバティアイランド強かったですね。こういうコラムに「なおリバティアイランドが勝ちます」とか「大丈夫です」とか、それなりに覚悟を決めて書くのですが、それにしても大丈夫というか盤石というか。馬券的には1→3→2番人気で決まったので、そういうG1もあるよ、ということで。今週はそうはいきますまい。配信中のYouTube（logirl 【テレ朝動画公式】YouTube）美味しい競馬#136）では、ゲストに鹿戸雄一調教師の愛娘であるタレントの成瀬琴さんを迎え、鹿戸厩舎のウインオーディンを…全面的にではありませんが、結構推していますね。予想は10月22日（日）の京都11R・菊花賞です。

◎⑬ナイトインロンドン。

このレース、筆者自身の予想成績がそれほどいいわけではありませんが、もうけたことはあります。17年のことで◎はポポカテペトル（3着）。切れる馬を◎にして安い配当を狙いにいくより、追わせるステイヤーを◎にして10年に1回当てる方を筆者は選びます。なお17年は3連複13万6350円でした。ポポカテペトルはとにかく追わせる馬で1000万級を勝った実績しかなく13番人気。今年◎にしたナイトインロンドンも和田竜二がガシガシ追うので、まあそういうタイプです。神戸新聞杯ではうっかり穴人気しましたが、瞬発力勝負がいいわけなく、いいところなく大敗。これが菊花賞で坂の下りから追うとなると全然違う…というタイプもいて、比較的そういうタイプの特徴に多く合致するのがこの馬なわけです。

○⑭ソールオリエンス。

重馬場の皐月賞を勝ち、瞬発力勝負のダービーも首差2着。タスティエーラと春クラシックを分け合いました。戦えるフィールドの広さが能力の高さを示しています。兄ヴァンドギャルドは牝馬（の色香）に弱いマイラーという独特のキャラがたっていましたが、弟にはそういった愉快な特徴はありません。そのぶん同父イクイノックスのサブコンパチブル的フォロワー感があって、やや大物感を欠くのがいいのか悪いのか。

▲⑦タスティエーラ。

血統的に向いていそうな皐月賞が2着で、向いてなさそうなダービーV。相方はソールオリエンス。要するに適性にとどまらない強さがあって2頭で世代の頂点に立っているということです。休み明けG1は現代競馬では忖度不要。長距離向きかといわれると首をかしげますが、総合力と安定感で打開してきます。

☆⑪サトノグランツ。

長距離得意の友道厩舎…ですが、前走が最大の買い時だった気はします。

馬券は3連単1頭軸流し。

<1着>⑬→②③⑦⑩⑪⑭⑰。

同じ買い目で3連複。42点と21点で計63点。

 

text：仙波広雄＠大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当／【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC