大胆に予想！『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』（神戸新聞杯）

YouTube（logirl 【テレ朝動画公式】YouTube）美味しい競馬#132）は、ゲストがギャンブル芸人じゃいさんです。予想は、9月24日（日）の阪神11R・神戸新聞杯。こちらのコラムで、狙った各馬を詳述していきますが、配信の推奨馬がほぼそのままこちらでの推奨馬になっています。

えらそうに…ではないですね、腰を低くしてコラムを書いていますが、筆者と競馬ファンの違いはほとんどありません。ただまあ、筆者は競馬を生業にしているぶん、「多く見る機会がある」というだけのこと。今回は毎週見ているアドバンテージを生かした狙い目となります。

◎③サトノグランツ。

友道康夫厩舎には今年、菊花賞に出走予定の馬が２頭います。１頭が先週のセントライト記念で３着だったシャザーンで、もう１頭がこの馬。トライアルを使い分けてきました。このあたり、細かい事情を知るすべはありません（仮に直接取材する機会があっても当事者は話しません）が、推測するのは自由なので、思う存分に推し量りましょう。２頭の力量は、いずれも世代の重賞級はあります。以下は完全に私見ですが、厩舎として力点を置くのは神戸新聞杯＞セントライト記念。この厩舎は得意レース、得意重賞があると以前、配信でも言いましたが、神戸新聞杯はその得意重賞に入れてもいいかな…くらいの立ち位置で、少なくとも陣営は基幹レース扱いしていると思います。そしてセントライト記念は合う馬がいれば使う、というイメージ。菊路線の馬がどちらか１頭なら神戸新聞杯を使うはずで、使い分けた以上は、２頭とも好勝負が可能とみているということ。そして神戸新聞杯に、より好走の可能性が高い方を置く（と思います）。仕上がりも問題なく、シャザーンがかなり強力なメンバーのセントライト記念で３着でしたから、サトノグランツもここで権利は外さないでしょう。

○⑦ファントムシーフ。

わりと何回も言っていますが、この馬は実に欧州オリエントの強い配合で、馬場コンディションにパフォーマンスがかなり左右されます。皐月賞を好走して、ダービーで凡走したのは、展開以上に馬場の向き不向きが大きかったかと。そして、この馬の半弟であるディスペランツァが9月18日の阪神芝2000メートルで未勝利を勝ち上がり。しかも１倍台の人気馬に競り勝ったもの。これほど頼りになる身内からの援護もありません。お兄さんも存分に力を発揮できる馬場です。

▲⑥サヴォーナ。

池添を単騎で逃がして大丈夫かと問われたら、押さえるよね…が返答になります。

☆①サスツルギ。

発馬は不安定ですが、押し上げて馬群をさばけるタイプ。鞍上も内枠でさばくのが上手です。

△⑬ハーツコンチェルト。

ダービー3着で上位の力量ですが、大外枠は気になります。頭数が少なめなので、すんなり位置が取れれば大丈夫でしょうが。

馬券は3連単フォーメーション。

③⑦→③⑦→①⑥⑧⑨⑩⑫。

③⑦→①⑥⑧⑨⑩⑫→③⑦。計24点。

 

text：仙波広雄＠大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当／【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC