大胆に予想！『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』（ローズＳ）

YouTube（logirl 【テレ朝動画公式】YouTube）美味しい競馬#131）では、久しぶりにギャンブル芸人じゃいさんに登場いただき、9月17日（日）の阪神11R・ローズＳを予想。こちらのコラムで、狙い馬を詳述していきます。その前に一つ先週の振り返りを。セントウルＳは逃げると想定していたアグリが後方から追い込むし、テイエムスパーダが逃げ切るし…で、全く読み違いました。ある意味、夏競馬の延長のようでしたね。ローズＳは秋華賞トライアルでもあり、秋競馬らしい狙い方を心がけます。

「秋競馬らしい狙い方」とは、このレースについては、ラヴェルとブレイディヴェーグをどう扱うかです。秋競馬の常として、実績馬VS条件勝ち上がり組の構図となります。今年はリバティアイランドの存在があり、３歳牝馬路線は突出した１頭で次位グループは団子…とみなしています。この場合、条件勝ち上がり組にチャンス大です。ラヴェルは実績馬代表ですが、ちょっと根を詰めた調教過程がかえって途上感を漂わせ、それほどの信頼を置けないかと。ブレイディヴェーグについては以下○のところに。

◎⑨アンリーロード。

いろいろ書いておいて◎はブレイディヴェーグでなく、こちらに。前走カーネーションカップはスローの上がり勝負で、牝馬限定らしいレースでしたが、ローズＳに必要なファクターはまさにそれで、上がり３Ｆ33秒2を額面通り評価します。未勝利を阪神芝1800メートルで勝ち上がっているのも好都合で、人気も手頃とあれば絶好の狙い頃かと。

○⑤ブレイディヴェーグ。

前走1勝クラスの時計と上がりが破格です。前日同距離の３勝クラスは菊花賞４着ドゥラドーレスが勝って2分0秒1、勝ち馬の上がり３Ｆ33秒1。ブレイディヴェーグは1分57秒9で33秒6。この馬の評価を高くしているのはひとえにこの事実で、いかにペースが違うとはいえ、3勝クラスを軽々と越すパフォーマンスは評価するべきでしょう。休み明け、初の右回り阪神で力を出し切れるかがポイントですが、そのためにわざわざ栗東トレセン入りしての調整。陣営としても手を打ってきた感があります。どの程度の単勝支持率になるか分かりませんが、人気でも買います。

▲②ソーダズリング。

オークス8着は距離が長かった、というレース。短縮で内枠と条件は良く、トライアルにも向いているタイプ。

☆④アリスヴェリテ。

1勝クラスを勝ちあぐねている馬ですが、メンバーのレベルが上がっても同じようなレースができるタフさを感じます。

馬券は3連単フォーメーション。

⑤⑨→⑤⑨→全。

⑤⑨→全→⑤⑨。計60点。

 

text：仙波広雄＠大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当／【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC