大胆に予想！『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』（安田記念）

先週のダービーはいろいろありました。私的な振り返りをすれば◎ハーツコンチェルトが首、鼻差の3着。1、2着の首差で当コラムにおいて発表した買い目は外れましたが、◎ハーツコンチェルト3着、▲ソールオリエンス2着、☆タスティエーラ1着ですから、推理の方向性は正しく、ひとえに買い方がだめだったのに尽きます。印は当たりみたいなものじゃないですか？だめですか？そうですか。

YouTube（logirl 【テレ朝動画公式】YouTube）美味しい競馬#118は、安田記念です。MCが内田敦子さんで、ゲストが競馬YouTuberの南沙奈さん。馬券（競馬ではない）ガチ勢っぽい会話が続いていると思います。予想は6月4日（日）の東京11R・安田記念です。

◎⑫ナミュール。

配信でも1番手に挙げました。どこまで人気が落ちるかは分かりませんが、ヴィクトリアマイル2番人気よりは、大幅に魅力の増したオッズになるでしょう。昨秋以降のナミュールとの付き合いでは、秋華賞◎（2着）､エリザベス女王杯無印（5着）、東京新聞杯▲（2着）、ヴィクトリアマイル△（7着）なので、おおむね特徴はつかめています。今回の安田記念では能力が足りるかどうかが一つのポイントですが、現4歳世代牝馬ではスターズオンアースには届かないまでも、その直下ぐらいの評価をしています。東京マイルがベストとも思えないのですが、高速馬場を避けられる馬場コンディションは歓迎。休み明けがいいとか、叩き2走目がいいではなく、凡走のあとの方がのびのび走れるタイプ。それがキョウエイマーチ以来ずっと注目しているこの牝系の特徴とみています。今回は買いのタイミング。

○⑪イルーシヴパンサー。

先週のハーツコンチェルトも内枠で不器用さを見せていたハーツクライ産駒が外寄り枠で全開というパターンでした。この馬も昨年の安田記念8着や前走の中山記念8着では窮屈なレースをしいられて力を出し切れませんでした。外枠のカフェファラオとウインカーネリアンをやり過ごせば、外をスムーズに追走できる枠。ハーツコンチェルトは母の父アンブライドルズソングが高速上がり競馬への適応力を保証してくれましたが、イルーシヴパンサーは母の父キングカメハメハ、母母父ストームキャットでこちらは少し湿ったぐらいの馬場での強さを保証してくれそうな配合です。

▲④セリフォス。

熱心な競馬ファンは追い切りで引っかかったのをご存じのはず。もともと前進気勢が強めの馬。ためてズドンができそうなメンバーで展開的には最有力ですが、ちゃんと折り合ってくれるかどうか。レーンが何事もなかったかのように折り合わせたら、あっさりまであるような気はしますが、調整過程的にはリスクを感じます。

☆⑭シュネルマイスター、△⑱ソングライン。

2回対戦して2回ともワンツーで1勝1敗。結構なユア・ディスティニーです。同い年ですし、同牧場ですし、配合しませんかね。凄いマイラーが出そうな気がします。いずれも馬場がいい方が力を出せるタイプなのが今回のアゲンストです。

馬券が難しいですね…3連単2頭軸マルチで、

⑪⑫→相手④⑤⑧⑬⑭⑱36点

④⑫→⑤⑧⑬⑭⑱30点

⑫⑭→⑤⑧⑬⑱24点

計90点。ちょっと多いので、ご利用は計画的に。

 

text：仙波広雄＠大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当／【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC