大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(ヴィクトリアマイル)
YouTube(logirl 【テレ朝動画公式】YouTube)美味しい競馬#115は、雪平莉左さんをゲストに迎えて、5月14日(日)の東京11R・ヴィクトリアマイルの予想を中心に配信しています。今回は中距離馬(桜花賞馬ですが)のトップ牝馬であるスターズオンアースと、マイルのトップ牝馬ソダシの対決が軸です。この2頭が抜けているとは思いますが、それを承知したうえで狙っていきます。距離適性の話も後半に出てきます。
◎③サウンドビバーチェ。
スターズオンアースはただでさえ差し馬なのに短縮、前進気勢の強いソダシが大外枠になったことで、2頭に先んじる可能性があるとすれば前残りでしょう。というわけで単騎逃げ含みのこの馬を。逃げないとだめなタイプではなく、陣営も「他が行かないなら行くことになるかも…」という消極的な態度ですが、このメンバーでは逃げのブラフを入れる必要がないためです。逃げることになるでしょう。鞍上の松山弘平は売り出し時にはよく逃げていましたが、いまは目に見えて逃げ比率が高いわけではありません。それでも基本的に前で構える寄りですし、先行技術には定評があります。松山の逃げは、気配を薄くして逃げる「忍び逃げ」だと個人的に思っています。スロー気味にはなりますが、あからさまにペースを落とすわけでもありません。術中にはまると、追いつけそうで追いつけなくなります。2強を相手にそのレースができるかどうかですが、具合はすこぶるいいです。
○②スターズオンアース。
桜花賞馬をつかまえて中距離馬と言い切るのは問題があるかもしれませんが、ベストは2000メートルで、世代限定戦だからこそマイルをこなしたとは言えるでしょう。大阪杯は2着という結果もともかく、内容的にも近年の混合G1を制したトップ級牝馬に迫るものです。ヴィクトリアマイルはそういう馬が余裕で勝つ年もあれば(アーモンドアイやグランアレグリア)、ウオッカの1回目やブエナビスタの2回目のように、中距離寄りの本格派がマイラーの逆転を許すこともまた、あります。スターズオンアースをどのレベルにカテゴライズするのか。個人的にはミッキークイーン(当レース2、7着)よりは上でも、アーモンドアイには及ばない…で、大半の方はそのあたりでしょうか。つまり確勝レベルまでとは思いません。
▲⑯ソダシ。
中距離でも3歳時の札幌記念を勝ちましたが、古馬になったいまは府中牝馬Sの1800メートルすら、ちょっと長いかもという感じ。そしてマイル部門では、昨年のこのレース優勝、秋のマイルCS3着が示す通り、現役でも屈指の存在です。休み明けどうこうというタイプでもありませんし、ベスト舞台で力を出せるでしょう。大外枠を引いたことで逃げる可能性はほぼなくなったと思います。レーンはオーストラリアの騎手としてはどっしり構えるので、好位で折り合いをつけつつのレースだとみています。
☆①ロータスランド。
道悪巧者に最内枠、この鞍上。横山典弘がNHKマイルCを得意なことはよく知られていますが、このレースも2勝しています。府中マイルは騎手の戦術でそれなりに着順が動くということです。
馬券は3連単フォーメーション
<1着>③→<2着>②⑯→<3着>①②⑤⑥⑧⑪⑯
<1着>②⑯→<2着>③→<3着>①②⑤⑥⑧⑪⑯
計24点。配信では3着のところに⑯を入れ忘れていました。すみません。
text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC