大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(金鯱賞)

大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』

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YouTube(logirl 【テレ朝動画公式】YouTube)美味しい競馬#106では、ギャンブル芸人じゃいさんと「人気薄の狙い方」という競馬配信にふさわしい内容を配信しています。配信もコラムも、3月12日(日)の中京11R金鯱賞を予想しており、印の順番も一緒です。弥生賞はちょっと冒険しすぎてえらい目に遭ったので、少頭数でもあり手堅く当てにいきます。

◎⑪ヤマニンサルバム

ヤマニンのJRA重賞勝ちは直近でいつでしょうか?交流重賞だとヤマニンアンプリメが荒稼ぎしていたのですが、JRA重賞となるとヤマニンキングリーのシリウスS(’11年)かな。細かく調べるほどの話ではないので記憶頼りでいきますが、久々にヤマニンのJRA重賞勝ちチャンスです。この馬の戦績をザッとみてもらえば分かりますが、1200メートルデビュー、3カ月以上の休養なし、という昭和・平成初期の馬みたいなキャリアです。さすがヤマニン。まあ、こういうコラムなので忌憚なく書いてしまいますが、いわゆる「重賞仕上げ」をしてくるタイプのオーナーではありません。大事にしつつ使えるところはなるべく使って、重賞もオープン特別も、あえて言えばG1すらもバリューは賞金の違いぐらい、という認識だと思います。違ったらごめんなさい。ただ、そういうオーナーだからこそ、長く競馬を楽しめるかとも思いますし、個人的にひいきのオーナーです。中京芝4戦4勝で、とにかく中京では走りがスムーズ。大本命のプログノーシスは、あまりこのコース向きの走りとも思えないので、運びのうまさにプログノーシスを封じる可能性を見いだしたいところです。

◯⑫プログノーシス。

末脚の切れ味は現役屈指。前走の中日新聞杯(4着)を取りこぼしたのは痛恨だったと思います。勝っていれば大阪杯直行だったでしょうし、1走入魂タイプなので、そちらの方がチャンスは大きかったでしょう。ともあれ負けたものは仕方なく、金鯱賞で賞金を積みに来ました。勝てば天皇賞・秋もおそらく出走可能になる…というか、2着だと大阪杯はともかく天皇賞・秋の出走がおぼつかないので、勝ちに行くはずです。陣営から「まだ先がある馬」というコメントも出ていましたが、正直G1を勝つチャンスがあるとしたら今年の大阪杯と天皇賞・秋でしょうから。

▲⑩フェーングロッテン

開幕週なので、やはり前に行く馬は有利です。開幕週となってからの6年で、逃げ馬が馬券にならなかったのは’19年タニノフランケルのみ。この組み合わせで鞍上が積極的な松若なら逃げてくれるでしょう。

☆②マリアエレーナ。

天皇賞・秋は不利あっての7着。不利があってイクイノックス、パンサラッサが視野に入る圏内にいたのですから、牝馬でトップクラスの1頭です。そう気後れする相手でもありません。

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馬券は3連単フォーメーション

<1着>⑪⑫→<2着>⑪⑫→<3着>①②④⑦。

<1着>⑪⑫→<2着>①②④⑦→<3着>⑪⑫ 計20点。

 

text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC

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