大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(シンザン記念)
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
既にJRA競馬は東西金杯で始まっていますが、筆者の予想は東西とも4着(5番人気と3番人気)。絶妙にいいところを推して、絶妙に外す名人芸を新年早々やってしまいました。こちらでの予想公開がなかったのは少なからず幸いでした。このようなコラムではありますが、お付き合いいただければうれしいです。さて’23年最初のコラムは1月8日(日)の中京11Rシンザン記念です。7頭立てです。
◎⑤クファシル。
モーリス×母が重賞勝ち馬グルヴェイグで母父ディープインパクトという配合は、いかにも最先端感を漂わせながら父の4代母メジロボサツ、母の4代母パロクサイドという昭和から積み重ねられた歴史も漂い、古くからの競馬ファンの琴線に触れます。もうモーリスの種牡馬としての成功は疑うべくもありません。パワー重視バイアスのかかった馬場に強く、年明けの世代限定重賞は大好物でしょう。このレースもモーリス産駒は一昨年1着、昨年2着。モーリスから買っておけ、です。
○②ライトクオンタム。
今年も含め今後のシンザン記念はモーリスですが、ディープインパクト産駒も京都開催で過去2勝。ラストクロップのディープ産駒は6頭だけ。既に2頭が勝ち上がり、その1頭がこの馬です。最後まで走りますね。初戦が逃げ切りで、今回どう戦うのか全く読めませんが、少頭数だけに今後を見据えて控えるのではないかと。それでクファシルを差し切れるようなら、クラシックでも注目する必要があります。
▲⑦ペースセッティング。
これまた凝った配合で、父と母の父が相似で、ダンチヒ4×5とザフォニック3×4のインブリード。重賞で好走するとしたら2歳と年明け、3歳春以降は夏と冬、ローカルに注意と訴えかけてきます。ちょっとスケールは足りませんが、この重賞で馬券圏内なら、いかにも「らしい」と言えます。
馬券は3連単フォーメーション
<1着>⑤→<2着>②⑦→<3着>①②④⑦。
<1着>⑤→<2着>①④→<3着>②⑦。計10点。
ガミることはないと思いますが…。
7頭立て一つ予想して終わりなのもあれなので、7日(土)の中山9R②アントニオヒロキを推奨しておきます。馬券は②軸の3連複で。
text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC