大胆に予想！『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』（朝日杯FS）

YouTube（logirl 【テレ朝動画公式】YouTube）美味しい競馬#96は、ファーストシーズンサイアー（産駒１年目の新種牡馬）について話しています…が、阪神JFでそのファーストシーズンサイアーであるサトノダイヤモンドの産駒シンリョクカが人気薄2着激走。取り上げる順番を間違ったかもしれませんね…。ゲストは週プレのグラジャパ！アワード2022でグランプリに輝いた雪平莉左さんです。さて、このコラムでは12月18日（日）阪神11R・朝日杯フューチュリティステークスを予想します。過去には15年◎エアスピネルが2着（といっても単勝1.5倍）で○◎▲、あと17年◎ダノンプレミアムは自信の本命でした。今年はそういった確たる軸がいた時と違って混戦ムード。

 

◎②ドルチェモア。

配信で新種牡馬の話をしたので、リアルスティール産駒から狙うことも考えましたが、オールパルフェは何かに捕まりそうだし、エンファサイズは枠が外過ぎ。内枠から好位ポケットで運びそうなドルチェモアに◎を打ちました。ルーラーシップ×母父ディープインパクトは「キセキの配合」。すごく珍しいとかでなく、17年菊花賞を勝ったキセキと同じ配合です。母が桜花賞馬アユサンで早期から走る血筋。父ルーラーシップが強く出ると晩成に振れますが、この馬は母方の影響が強い気性と馬体です。阪神芝マイルもお手の物でしょう。

○⑭レイベリング。

初戦が荒々しさを感じさせつつ、文句なしに非凡な内容。やっぱり人気しますね。キャリア2戦目で相手強化、ペース替わり、長距離輸送あり。懸念する点も少なくはないので、オッズと見合うかどうかを検討すると、相手までかな。

▲⑫ダノンタッチダウン。

父ジャスタウェイの兄ダノンザキッドがホープフルS勝ち馬。こちら父ロードカナロアなので距離適性がマイルになるのも納得。鞍上の指示に応えられる素直さと、追われてしっかり伸びる末脚の持ち主。ここでも好勝負でしょうし、先々まで一線級とみました。

☆⑯コーパスクリスティ。

2歳の仕上げに定評のある中内田厩舎らしく、凄い馬体をしています。5頭立ての秋明菊賞は評価が難しいところですが、能力はあるがコントロールがつきづらい現状…という評価が妥当でしょうか。走ってみないと分からない面はあります。

△⑪ティニア。

同じフランケル産駒のレイベリングほどのスケールは感じませんが、だいぶ若い気性でも１、２着と結果を出している点は評価できます。

馬券は3連単1頭軸流し。

<1着>②→相手③⑤⑦⑪⑫⑭⑯。

計42点。

 

text：仙波広雄＠スポーツニッポン新聞社 競馬担当／【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC