大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(阪神JF)
YouTube(logirl 【テレ朝動画公式】YouTube)美味しい競馬#95は、ゲストに週プレのグラジャパ!アワード2022でグランプリに輝いた雪平莉左さん(おめでとうございます!)。一緒に12月11日(日)阪神11R・阪神ジュベナイルフィリーズを予想しています。いわく「2歳戦は難しい」とのことでしたが、確かにそうですねえ。筆者は過去10年の阪神JFに馬券フル参戦で10打数2安打。投資額と払戻額はほぼトントンでした。毎年ひねった◎をつけて外している感じですが、いまさらスタイルを変えるのも微妙なので、今年もハマれば5年ぶん勝つ勢いで予想したいと思います。
◎⑭ブトンドール。
ビッグアーサー産駒で函館2歳S勝ち、ファンタジーS2着。初マイル。ちょっと前なら、いわゆる「カモ」として消されるタイプで、今回もそうした発想の方は少なくないと思います。ただ、そうした前提が共有されすぎて、このタイプは最近、実力以上にがっつり人気を下げる傾向にあります。適正な単勝オッズは15倍前後と見立てていますが、最終的にたぶんそれより高くなるでしょう。そしてレース内容は、スプリント質が強いタメての差しですが、「行かな死ぬ」的な純スプリンターっぽいレースではありません。1400は大丈夫だし、3歳春ぐらいまではマイルまでこなせて不思議はありません。高めに振れるであろうオッズで買ってみたい。
○⑰ウンブライル。
前走もみじSは5頭立てなので評価に困るところではありますが、才能のきらめきを感じさせる好内容。気性的にだいぶ若さが先に立つのでメンタル面で成長の余地はありますが、4代母がシンボリルドルフの全姉にあたるこの牝系は、昔からピリピリした馬が多いので知られています。少々うるさかろうが、若かろうが走ってしまうのです。
▲⑱ラヴェル。
先週チャンピオンズカップのバーデンヴァイラーもそうですが、キョウエイマーチの牝系のことを毎週書いているような気がしますね。ラヴェルのお姉ちゃんであるナミュールも推奨しました。アルテミスSが既にG1級を思わせるパフォーマンス。ただ姉ナミュールは昨年このレース1番人気で4着でした。そこは気にしておきたい。
☆①サンティーテソーロ。
前走はスリーコースかモズスーパーフレア級のゲートダッシュ。固有スキルなのか偶然なのか微妙ですが、普通に出ても最内枠ならハナでしょう。他も競ってくるまでには思えないので◎も考えました。ただ、お母さんのナガラフラワーがひと押し足りない甘いタイプだったので、楽に逃げても2、3着までかな。
△⑨リバティアイランド。
新潟の新馬戦で計時した上がり3F31秒4は過信禁物です。スローの新潟だから出た数字。上がり時計の示す「瞬発力」を備える馬ですが、あれをそのまま阪神G1で出せると考えない方が精神衛生上いいはず。実際、中団から勝負するとみています。初戦なみの脚を出せればハープスター級なので桜花賞で買えば良いでしょう。
馬券は3連単1頭軸流し。
<1着>⑭→相手①④⑤⑨⑫⑰⑱。
計42点。
text:仙波広雄@スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC