大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(中京記念)

大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』

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先週の函館記念、本コラム的中いたしました!7番人気ハヤヤッコが勝って、相手は人気馬とはいえ3連単7万6970円には、えっ?安くない?と戸惑いました。いやみんな馬券うまいねー。ともあれこの勢いで7月24日(日)の小倉11R・中京記念を予想します。小倉開催なので’05年までの北九州記念(芝1800メートル、’06年から1200メートルに短縮して開催時期移行)のイメージですね。

YouTube(logirl 【テレ朝動画公式】YouTube)美味しい競馬#74のゲストはモデルのほのかさん。ローカル開催のあれこれもお話ししています。

 

◎⑫ヴァリアメンテ

この馬のお父さんである種牡馬ドゥラメンテは、現役最強タイトルホルダーと2冠牝馬スターズオンアースを出し、早世が惜しい成功を収めていますが、超一流馬はおいといて、重要な傾向があります。芝1800>芝2000です。前者の勝率・連対率は13.6%、25.2%で、後者が9.8%、19.3%。加えて芝マイルだと1着数より2着数の方が多くてやや甘い。芝中距離以上はサンプルが少ないものの、芝2200>芝2400。こうした産駒全体の傾向は「瞬発力より持続力」寄りであること、ひいては末脚よりポジションのアドバンテージを利す傾向で、小回りコースは総じて向いています。近年最強の小倉ホースであり、いまや中央場所のG1でも注目されるアリーヴォもドゥラメンテ産駒。強烈に速い上がり3Fを使うわけではありませんが、小回りの仕掛け合いで強い。アリーヴォは出世しすぎてハンデ戦の小倉重賞に出ることはもうないでしょうが、その後を継ぐ小倉ドゥラメンテはこの馬と期待したい。前走米子S6着は芝1600メートルらしいペースでマイル資質の差が出てしまったもの。初出走ながら適性を見込める小倉芝1800メートルなら。何と言っても昨年の小倉開催中京記念の勝ち馬アンドラステ(父オルフェーヴル)の弟です。

○⑮ファルコニア

キャリア17戦のうち15戦で掲示板を確保、13戦で馬券圏内。先行型のディープインパクト産駒で、中央場所の切れ味勝負だと少々譲ってしまいますが、小回り芝1800なら大崩れはしないでしょう。ただ昨年の小倉記念が1番人気6着で、微妙に勝負弱い面を持ち合わせるのも確か。

▲⑭ベレヌス

小回り芝2000で実績を残す逃げ馬で、近況は芝マイルに主戦場をシフト。前走はオープン2着に好走しました。前半からスローに落として後半踏み直す逃げが得意なので、はまるかはまらないかは周囲のメンバーよりけり。ただベステンダンクが大きく離して逃げて、2番手でも実質逃げみたいな展開も想定できるメンバーなので、一発あるかも。

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馬券は3連単軸1頭流し。

1着⑫→相手②④⑤⑦⑨⑭⑮。42点。

 

text:仙波広雄@スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC

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