大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(七夕賞)
YouTube(logirl 【テレ朝動画公式】YouTube)美味しい競馬#72は、ギャンブル芸人じゃいさんをゲストに迎えて、三谷紬アナウンサーに新聞の見方をレクチャーしつつ、高配当の狙い方について語っています。こちらの予想は7月10日(日)の福島11R・七夕賞です。
◎⑧フォルコメン。
七夕賞は母父ノーザンダンサー系が強く、血統的にも特徴のあるレースです。ノーザンダンサー系といってもサドラーズウェルズやらヌレイエフやらトライマイベストのような欧州色が濃い方が良く、フォルコメンの母父ストームキャットがまるまる傾向に合致するわけではないのですが、小回りらしい速い流れへの耐性を、米国系にせよ欧州系にせよノーザンダンサーの血筋が担保すると言ってもいいでしょう。例年ハンデ重賞の混戦として、各馬とも色気があるので流れが速くなりがち。前走で2000メートルより短い距離で速いペースを経験している方が、ここでのレースはしやすくなります。そうした意味で戦績の7割以上がマイルで埋まるフォルコメンは競馬しやすい。また、この2年の馬券圏内6頭のうち5頭が父キングマンボ系ですが、こちら同系の牝祖ミエスクが3代母。キングマンボの得意なレースをミエスク持ちが走れないはずはありません。
○④エヴァーガーデン。
いかにもコスモヴューファームらしい小回りコースでの強さ。1枠2頭の前々含みで絶好の好位イン先行ポジション。実績は不足で、能力の裏打ちにもやや乏しいところはありますが、人気薄の軽量牝馬という気楽さがかえっていい結果を呼ぶかも。
▲⑤マウントゴールド。
世を去ったのは随分前ですが、いまだに存在感のあるステイゴールドの産駒。夏のディクタス(ステイゴールドの母の父)は昭和から3元号をまたぐ競馬格言。たぶんディクタス直子のクールハートの頃から言われだしたのではないかと思います。サッカーボーイ、ディクターガール、イクノディクタスで定着したのでしょう。令和でもディクタス持ちが夏に輝きます。
☆②ロザムール、△⑨ショウナンバルディ、△⑭トーラスジェミニ。
それぞれ昨年七夕賞の2、3、1着馬。近況がどんなに不振でも、ローカル重賞はリピーターに要注意。
馬券は3連単軸1頭。
<1着>⑧、相手②④⑤⑨⑪⑭⑮。42点。
text:仙波広雄@スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC