大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(アルゼンチン共和国杯)

大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(アルゼンチン共和国杯)
秋華賞、菊花賞、天皇賞・秋とルメール無双。例年の光景ですが、いずれも馬が強かったのはもちろんですが、エネルジコにせよマスカレードボールにせよ、ではルメール以外が鞍上だったらどうだったのか…と言われると、確勝とは思えません。折り合い、仕掛けのタイミングなど、ルメールならではと言えましょう。今週も、ほのかさんをゲストに迎えて配信(YouTube(logirl 【テレ朝動画公式】YouTube)美味しい競馬#211)をお届けしております。予想するのは11月9日(日)の東京11Rアルゼンチン共和国杯です。
【アルゼンチン共和国杯の傾向・特異点】(過去10年)
・ハンデが重い馬の方が走る
・ちょいちょいステイヤーっぽい馬が好走
・似たタイプが一緒に好走(同父系とか脚質とか枠順とか)
○⑱スティンガーグラス。
4歳、ルメール、斤量据え置き。オーソリティで2連覇の木村哲也厩舎(鞍上はいずれもルメール)。小回りや中山の方がいいタイプですが、東京コースでは比較的そういった馬も来やすい芝2500メートル。配信でも1番手に推しましたが、この馬を好んで消す人もいないでしょう。馬券には仕込みつつ、このコラムでは◎はひとひねり。外枠不利の大外でもありますし。
◎⑦シュトルーヴェ。
配信では取り上げておりません。昨年の日経賞、目黒記念の連勝時にはジャパンCあたりで面白い穴馬では…と思っていましたが、その後は下降。影が薄くなっているのに59キロですから、このままフェードアウトする恐れもありました。しかし、今週水曜の追い切りがやけにいい気配。元より59キロを背負わされるだけの実績の持ち主。ローシャムパークは喉鳴り手術明けですが、こちらはフィジカルに問題のないスランプですから、脱出の兆しが見えたとあれば。
△③ローシャムパーク。
▲⑭ボルドグフーシュは実績馬が順調に使われている強み、☆⑥ディマイザキッドはいかにもこのレースが向きそうな差し馬で、あと言及しておきたいのは実績上位のローシャムパーク。喉鳴りは珍しい症状ではなく、手術して復活した馬もいますが、今回はいかにも休み明けという感じ。ただ59.5キロを背負っている実績に敬意を表して押さえには。

馬券は3連単フォーメーション。
<1着>⑦⑱→<2着>⑦⑱→<3着>①③⑥⑪⑫⑭。
<1着>⑦⑱→<2着>①③⑥⑪⑫⑭→<3着>⑦⑱。24点
text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC