大胆に予想！『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』（セントウルS）

 

大胆に予想！『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』（セントウルS）

 

新潟記念は▲◎△でした。レースの感想としては、2着でもエネルジコは3歳でもトップ級、シランケドは次のおそらくG1でぶっちゃけ嫌いたい。夏の平坦が勝負どころだったかと。あとヴェローチェエラはさすがにコース選択を誤った感があり、見ていて気の毒でした。サマー2000は取れたので、ミッションはクリアしたと言えますが…。秋のことを棚に上げるローテがあの内容でいいかは何とも。はや9月ですね。9月7日（日）の阪神11Ｒ・セントウルSを予想します。

【セントウルSの傾向・特異点】（過去10年）

・父は短距離系、特に米国系の信頼度が高い

・スピード優先で若い馬が優位

・前走先行、２番手あたりで競馬した馬が好成績

 

◎⑬カルチャーデイ。

どうも穴党の間で沸いているようで、思った以上に人気するかもしれません。感覚的には単勝15倍ぐらい余裕でつくと思うのですが、それ以上に売れたオッズだと妙味は薄れる感はあります。とはいえ前に行く脚があり、開幕週の前優位コンディションの恩恵を受けられる公算大。かつ同型のテイエムスパーダは序盤力こそ健在ですが、少々粘りが心許なくなっているとあれば、展開的に絶好。小さい馬なので、あまり競られない形が望ましく、先行勢がやや薄めのメンバーで外枠もおあつらえ向きかと思います。

○⑭トウシンマカオ。

京王杯ＳＣをレコード勝ちで重賞5勝目。父ビッグアーサーの種牡馬としてのブランドを確立した代表産駒です。残すは悲願のＧ１制覇のみですが、個人的にはちょっと足りないかとみています。そうした文脈の中で、おそらく現実的な能力ピークで挑める最後のスプリンターズSの前哨戦となる今回、こういうタイプは大崩れしない…というのが経験則です。

▲⑥アブキールベイ。

ファインニードルから、いかにもカルチャーデイ・フォロワーな馬が出てきました。毎年、ファインニードルの早期重賞挑戦の折には、この2頭の経験をもってして気をつけておきましょう。全頭寸評に書いている通り、まだ妙味がありそうです

馬券は3連単フォーメーション。

<1着>⑬⑭→<2着>⑬⑭→<3着>③④⑤⑥⑮⑯。

<1着>⑬⑭→<2着>③④⑤⑥⑮⑯→<3着>⑬⑭。24点。

 

text：仙波広雄＠大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当／【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC