大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(北九州記念)

大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』

24京成杯

 

大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(北九州記念)

 

先週も言及しましたが、今年はわりと大きな開催変更がありました。今週、唯一の重賞開催となる北九州記念もあおりを受けた重賞の一つ。2年前までとは盆過ぎの開催で施行時期が違います。昨年は西日本夏競馬の最初の開催でしたが、開幕週でした。今年は2週目。夏の小倉は1週ごとに馬場コンディションも変化しますので、昨年のレースも参考にしづらい。参考になるローテーションはなくもありませんが、鵜呑みにするのも危険でしょう。なんとも手探りながら今週は7月6日(日)の小倉11R・北九州記念を予想します。

【北九州記念の傾向・特異点】(過去10年)

・上記の理由であまり当てにならない

・牝馬6勝。夏は牝馬

・3~7歳まで勝ち馬が出る

 

◎⑨ヤマニンアルリフラ。

◎にするほどピンと来る牝馬がいないので、4歳牡馬のこの馬でいきます。3歳時は新馬、未勝利を7戦して勝ち上がれず、10月に1勝クラスでなお勝てず、12月に2勝クラス特別で初勝利。斉藤崇師には走る確信もあったのでしょうが、順当とは言えない滑り出し。そこからは快進撃で、今年は3月に2勝クラス、5月に3勝クラスをクリア。どうも芝1200が一番合いそう、で落ち着いています。姉には①ヤマニンアンフィル、兄にはプロキオンS勝ちヤマニンウルスがいるのも未勝利を勝てずとも諦めなかった理由の一つでしょう。曽祖母ワンオブアクラインはダンチヒ産駒。米G1オークリーフS勝ち馬で「ヤマニン」の錦岡牧場が輸入。ヤマニンを支える重要牝系で、どんなに配合表の深い位置にいこうがダンチヒはダンチヒ。夏競馬に強いのもこの牝系の特徴の一つでここはチャンスとみました。①⑨の姉弟丼も買っておきたい。

○⑮ロードフォアエース。

今は千二専科ですが、デビューは芝マイル。ダートを経て適性が判明した馬です。好位から手堅い運びですが、どうにも詰めが甘く13戦で4勝、2着8回。大崩れはないはずですが、ハンデ戦でアタマを買うのはちょっと怖いタイプ。川田、友道厩舎、ロードカナロアと隙なしの陣営で人気もしますが、名門友道厩舎はスプリントのJRA重賞を勝ったことがありません。

ヨシノイースター

個人的にひいきにしている1頭なのですが、どうも馬券のタイミングが合いません。外枠の方がいいかとは思うのですが。

 

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馬券は3連単1頭軸流し。

<1着>⑨→<相手>①③⑤⑥⑮⑰⑱。42点。

text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC

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