大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(マイルチャンピオンシップ)
意外と大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(マイルチャンピオンシップ)
先週のエリザベス女王杯のコラムでは「このレースで外国人騎手の好走確率が高いのは有名ですね」と書いて、配信では「京都芝2200は欧州の騎手に合う」と言ったのですから、外国人騎手を本命にする目もあったのですが、スタニングローズかあ…。踏み込めなかったです。反省しつつ当コラムは粛々と11月17日(日)の京都11R・マイルチャンピオンシップを予想していきます。今回の配信(YouTube(logirl 【テレ朝動画公式】YouTube)美味しい競馬#186)では、雪平莉左さんをゲストに迎えて、マイルチャンピオンシップと、最近の京都芝は大型馬がいいことについて語っています。
◎⑤ジュンブロッサム。
マイルチャンピオンシップは後半の末脚勝負になります。3コーナーで上り坂がありつつも、マイルのハイレベル戦はそこそこのペースになります。4コーナーから坂の下り。山おろしでの仕掛け合いで、エリザベス女王杯と同様に勝負ポイントが長め。よほどの持続力がないと前に行った馬は厳しく、差し追い込みが決まりやすいレイアウトです。ジュンブロッサムは上がり3Fの脚が現役でも上位に入る1頭。G1でチャンスがあるとすれば、適性的に安田記念よりこちらかと思います。もうちょっと馬体重があって坂の下りでつけた勢いを効率的に利用できれば、もっといいのですけどね。富士Sを勝ったばかりで鮮度も十分。今年の富士Sはレベルも高かったと思います。
○④ナミュール。
先週エリザベス女王杯で妹のラヴェルが復活の2着。8枠でしたね。この牝系は外枠が得意。桜花賞を大外で勝ったキョウエイマーチの頃からです。ナミュールの昨年このレースVも大外。硬質な末脚の使い手で、もまれない方がいいタイプ。コースの切り替えはあまりうまくないので、一気に決められるかどうかがポイントです。もう少し外の枠がほしかったですね。内が前に行く馬、外は小柄な差し馬なので並びは悪くありませんが。
▲⑰エルトンバローズ。
昨年、毎日王冠を制して3歳で勇躍挑んだマイルチャンピオンシップは4着。古馬牡馬に1キロもらって1着ナミュールと2着ソウルラッシュには0秒2離されましたから完敗でした。今年は毎日王冠3着。ただ、その毎日王冠は1着シックスペンス(マイルCS回避)、2着ホウオウビスケッツ(天皇賞・秋3着)なので、一定のレベルは保証されています。シックスペンスが万全で出てくれば人気を背負ったでしょうし。そして今年は昨年のこのレースと違って確たる逃げ馬が不在。昨年よりずっと先行馬に有利な流れになる公算が大です。もちろん外差し傾向の馬場、かつレースなので、楽ではありませんが、大型馬の惰性先行でなだれ込み…がちょっと想像できてしまったので。
馬券は3連単軸フォーメーション。
<1着>⑤→<2着>④⑰→<3着>②④⑦⑪⑬⑭⑰。
<1着>⑤→<2着>②⑦⑪⑬⑭→<3着>④⑰。
<1着>④⑰→<2着>⑤→<3着>②④⑦⑪⑬⑭⑰。
<1着>④⑰→<2着>②④⑦⑪⑬⑭⑰→<3着>⑤。計46点。
text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC