大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(アルゼンチン共和国杯)
大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(アルゼンチン共和国杯)
今秋のG1も面白いです。先週の天皇賞(秋)は、武豊ドウデュースのベストレースといっていい内容でした。馬券的には◎マテンロウスカイは5着でしたが、横山典もあれ以上は無理かというぐらいのラチ沿いぴったり。ほんのちょっと流れが違えば、通ったコース的には馬券になっても不思議はなかったかと思います。今週はJRA4重賞、米ブリーダーズカップ、佐賀でJBCと競馬ファンにはイベントいっぱい。ここでは11月3日(日)の東京11R・アルゼンチン共和国杯を予想します。今回の配信(YouTube(logirl 【テレ朝動画公式】YouTube)美味しい競馬#184)では、成瀬琴さんをゲストに迎えています。もちろんスクリーンヒーローの話が出ました。ご尊父である鹿戸調教師のトレーナーとしての重賞初Vがアルゼンチン共和国杯です。
◎⑭セレシオン。
前走の新潟記念では、正直なところシンリョクカはつかまえないといけなかったと思います。もちろん上がり3F32秒8は物理的にそれ以上を望むのは難しいわけですが、仕掛けてからの加速が根本的にタルいというか、そのあたりはハーツクライ産駒の特徴です。ただ、友道厩舎はシュヴァルグラン、ドウデュースとA級のハーツクライ産駒を育てていますし、マイラプソディの試行錯誤でいっそう産駒取り扱いの習熟度が上がったと思います。ここで結果が出ればG1戦線も視野に入ります。荻野極も気合の入るところでしょう。
○⑯ショウナンバシット。
札幌芝2600メートルでオープンを連勝。神戸新聞杯で上がり3F33秒台を出した実績はあるのですが、あれは相当速い馬場でした。しぶとさを生かすタイプで、長丁場の常連になるタイプでしょう。そういうタイプはアル共、ステイヤーズ、ダイヤモンド、目黒記念で買っておくべきです。
▲⑩マイネルウィルトス。
出たら面白いと思っていたワイドエンペラーが出走しなかったので、8歳ながら東京芝2500G2には一家言あるこの馬の印を引き上げました。今年の目黒記念は5着でしたが、流れが不向きでした。その着順と年齢で見切られるようなら馬券的な妙味も出てきます。
馬券は3連単軸1頭流し。
<1着>⑭→<相手>①②④⑨⑩⑬⑯。計42点。
text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC