大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(天皇賞 秋)
大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(天皇賞・秋)
先週の菊花賞、めちゃめちゃ面白かったですね!馬券的には◎が4着、○が見せ場ある7着なので馬券は駄目でしたが、○シュバルツクーゲルの先捲りは一瞬、決まったかと思いました。レースを見直したら、武豊アドマイヤテラの仕掛けに動かされた形で、松山はもうちょっと待ちたかったかな、という印象。これも競馬です。あと筆者は何度予想しても勝ったアーバンシックには本命を打てません。あの馬、絶対に中距離馬ですよ…。行きたがるし、頭は高いし。ルメールが超絶技巧完璧騎乗をしたもので、あんなの再現性はありません。ルメール以外には。ともあれレースとしてスペクタクルでした。さて面白いG1が続きます。10月27日(日)の東京11R・天皇賞(秋)を予想していきましょう。今回の配信(YouTube(logirl 【テレ朝動画公式】YouTube)美味しい競馬#183)では、成瀬琴さんをゲストに迎えて天皇賞(秋)を予想。後半はちょっと手が付けられないルメールについての話をしています。
◎②マテンロウスカイ。
G1はルメールを買っておけというのはメソッドとして有効ですが、ここでそういう話を望む読者もいないでしょう。今回の天皇賞・秋は横山典です。菊花賞ではダノンデサイルに騎乗しましたが、道中の不運に次ぐ不運で4角勝負圏外。あれほどの名手をして、どんどん前が下がってくるのをさばけないこともあるのが競馬。レース後「誰が悪いわけでもない。流れが悪すぎた。これも競馬」という無念のコメントを残しましたが、出入りの激しい競馬で複数の馬が次々脚をなくしたので、内枠が仇になりました。今回も内枠で、馬としてはさばき上手のマテンロウスカイ。毎日王冠も前が詰まって追えませんでしたから、横山典も期するところがあるでしょう。もちろん期したところで何とかなるわけではありませんが、3番手インの穴馬を買うのは東京芝2000メートルの基本です。
○⑫リバティアイランド。
調教の時計は出ていますが、重め残りかという気もしますし、いっそうマイラーっぽい馬体になっています。ただまあ次であろうジャパンカップでも買いたい馬ですし、馬体や調教を見ても能力の減退も感じられません。
▲⑦ドウデュース。
今年で引退。多くてもあと3戦で、それを3連勝するタイプではありません。そのわりに常に人気なので投資効率は悪いのですが、抜群の調教と充実の馬体。SNSで愛される面白キャラで、当代を代表する名馬であることは間違いありません。
あとルメールのレーベンスティールですが、G1実績がないのにこの人気は過剰ですね。無理に消すことはありませんが、積極的に買いたいほどではないです。
馬券は3連単軸1頭流し。
<1着>②→<相手>⑤⑥⑦⑨⑩⑫⑭。計42点。
text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC