大胆に予想！『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』（七夕賞）

今年は7月7日の七夕賞。’19年以来です。七夕賞は枠連7-7が売れる…というのはちょっと昭和の発想かもしれませんが、実際に'86年の七夕賞が枠連7-7で決まったことがあります。7月6日開催でしたが…。それに、七夕賞は内枠がやや優位なので、枠連7-7はまあ、そうそう決まりません。さて天気予報は下り坂。福島芝は良なら前優勢、渋れば差し優位なので前予想はまずもって天気を当てる必要があります。土日とも傘マークがつくものの、雨量はそこまででもなさそう…という見立てでいきます。YouTube（logirl 【テレ朝動画公式】YouTube）美味しい競馬#170）で、ゲストのギャンブル芸人じゃいさん、三谷紬アナウンサーとともに、7月7日（日）の福島11Ｒ・七夕賞を予想しています。

◎③ボーンディスウェイ。

雨がどの程度降るかは分かりませんが、パンパン良なら最有力のレッドラディエンスが少々走りづらいくらいの馬場になるとみました。ボーンディスウェイはそれほど速い上がりを使わず、中山や福島が合うタイプ。東京でも勝ち鞍はありますが、重賞レベルで何とかなるとすれば、上がりが速くならないローカル重賞でしょう。道悪もうまいまではいきませんが、上がりがかかること自体は歓迎できます。今回はブリンカー装着。陣営が効果ありそうと言っているので、それもプラスに取ります。前走同斤量で負けたリフレーミングより今回は1キロ軽いのもいいですね。

○⑫ダンテスヴュー。

母クロウキャニオンの子はJRAで15頭デビューして14頭勝ち上がり。ノーザンファーム生産ですが、金子真人オーナーの預託です。G1馬こそいませんが、こういう繁殖牝馬を持っていれば楽しいでしょうね…と、よく分からない感想は置くとして、それほど切れないものの小回り向きのレース巧者。今回は近況で一番の出来とみて。

▲④レッドラディエンス。

今年の福島芝なら、パンパンの良ならこの馬が最有力です。上がり3F上位の末脚を連発するディープインパクト産駒らしい馬。それでいて後方一辺倒ではなく、そこそこ位置も取れる。破壊力としては一線級のディープ産駒には及びませんが、アルバートドックとかゼーヴィントとか、七夕賞を勝っているディープ産駒はこういうタイプです。渋るとマイナスでも、出来の良さで圏内なら。

馬券は3連単2頭軸マルチ。

<軸>③⑫→<相手>②④⑦⑨⑩⑪。

<軸>③④→<相手>②⑦⑨⑩⑪。66点。

 

text：仙波広雄＠大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当／【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC