大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(函館スプリントS)
ロマンチックウォリアーは強かったですね。安田記念でG1もひと区切り。上半期は宝塚記念を残すのみで、今週から北海道競馬がスタートします。例年のことですが、夏競馬のスタートは世代混合戦のスタート。現在のシステムでは「基本的に若い方」が優位で、それを踏まえつつ馬券を組み立てていきましょう。YouTube(logirl 【テレ朝動画公式】YouTube)美味しい競馬#166)は、6月9日(日)の函館11R・函館スプリントSを予想しています。ゲストはギャンブル芸人じゃいさん!
◎④サトノレーヴ。
函館スプリントSは前に行く馬が強いレースで、今年はアサカラキングを信用するかしないかがポイント。北海道実績のない千二が2走目の馬よりは、千二キャリアが豊富で函館の実績もあるサトノレーヴがゴール前で捉える可能性が高いとみて、こちらを重視します。蹄に不安があって7カ月、10カ月という長期の休養を挟んでいる馬で、千二に使ってくれば全部勝負というタイプ。10歳上のお兄さんがハクサンムーンで、逃げで鳴らした兄とはタイプが違うものの、スプリント路線のトップに立てる資質を感じさせる点は共通。G1に使いたければ賞金加算は必須で、半端な仕上げで出てくることはありません。
○⑦シュバルツカイザー。
函館と札幌で計3勝の北海道巧者であり、昨年も一昨年も6月北海道で勝利しておりこの時季が得意。まあモレイラをもってしても昨夏キーンランドCは4着で、そのあたりが上限の気もしますが、サトノレーヴが前を捉える形なら展開は向くはずで、ほどよく人気も落としそう。
▲⑥シナモンスティック。
アサカラキングの逃げが簡単ではないと思うのは、この馬の存在があります。過去2年とも6月勝利とこの季節が得意。曽祖母にメイワキミコがいるように牝系はセピアですが、そういう配合の馬は夏競馬が狙い目。ジョーカプチーノという種牡馬は派手ではありませんが、在来牝系を活性化させるタイプです。
馬券は3連単フォーメーション。
<1着>④→<2着>⑥⑦→<3着>③⑥⑦⑩⑪⑫⑬。
<1着>④→<2着>③⑩⑪⑫⑬→<3着>⑥⑦。22点で当てようとするのはちょっと虫がいいかもしれませんが…。
text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC