大胆に予想！『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』（天皇賞・春）

YouTube（logirl 【テレ朝動画公式】YouTube）美味しい競馬#160）は、世代レベルについて話しています。マクロな話をミクロ（馬券）に落とし込むには、ある種の割り切りが必要なので、使用上は十分な注意をしましょう。ゲストは成瀬琴さん。さあ4月28日（日）の京都11R天皇賞・春です。

◎⑪マテンロウレオ。

前走の日経賞でキャリア初の逃げを打って4着。他に逃げそうな馬もいないので今回も逃げるだろう、逃げるはず、逃げてほしい…と祈るような気持ち。なにせ鞍上が横山典なので、見え見えの逃げを打たないかもしれず。ともあれ鞍上が勝てる気配を感じていれば、相応の騎乗をするはずで、それはおそらくイングランディーレの再現しかないだろうとの見立て。

○⑫ドゥレッツァ。

7戦5勝の菊花賞馬。前走は叩きの2000メートルで59キロを背負い、内容的には十分の2着。菊花賞自体はステイヤーの勝ち方とは思いませんでしたが、そもそも長距離でもG1ともなると、長い距離を走ることに特化したステイヤーよりも、中距離的な瞬発力要素も必要になります。そういう要素も持っている。菊花賞は曲芸みたいな乗り方で勝ちましたが、正攻法で折り合いをつけて勝負しても今回はいいところでしょう。

▲⑦タスティエーラ。

大阪杯が全然いいところのない11着でしたが、初阪神の関東馬には時々見られる現象。調教で動いて、仕上がりは悪くないと思いましたが、輸送→当日で急激に気配を落としました。今回は菊花賞2着で実績のある京都。この馬もステイヤーかと言われると微妙ですが、基本的にポジション利を生かすタイプなので、極端に上がりが速くならないここは向いている部類に入ると思います。

馬券は3連単軸1頭流し。

<1着>⑪→<2、3着>①⑤⑦⑩⑫⑭⑯。42点。

 

text：仙波広雄＠大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当／【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC