大胆に予想！『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』（高松宮記念）

ただいま配信中のYouTube（logirl 【テレ朝動画公式】YouTube）美味しい競馬#155）では、高松宮記念の予想と、香港はじめとした外国の競馬について。エクステンディドと呼ばれる長距離部門は現在、日本のレベルが相当に高いのではないかと筆者は考えています。まあそうはいってもカドラン賞（フランスの4000メートルG1）やアスコットゴールドC（英国の長距離G1）を勝てるかといえば話は別ですが…。短距離は南半球。これは昔も今もそうですね。ゲストは成瀬琴さん。タレントであり、ウインカーネリアンを管理する鹿戸雄一調教師の娘さんでもあります。タイムリーなゲストです。では3月24日（日）の中京11R・高松宮記念を予想していきます。

◎⑫ロータスランド。

ここ5年で2回6桁配当、2回7桁配当が出ており、このレースは荒れ模様。堅く決まった21年の勝ち馬ダノンスマッシュは5歳秋から猛烈に強くなって近年では傑出した寄りでしたが、他の年は接近メンバーでちょっとしたことで結果が乱れて荒れる感じです。ロータスランドは2年前、大荒れした年の2着馬。去年は6着でしたが、微妙に通ったルートが悪かったですね。前走の京都牝馬S6着もルートの選定に錯覚があったようで、能力そのものは落ちていません。そして2年前と今年のメンバーを比べて、それほど変わらないとみています。なのでオッズ的な妙味は着を乱して下馬評の低い今回、十分以上にあるはずです。

○⑩ビクターザウィナー。

例年と違うのは、香港のG1馬が遠征してきたこと。ダッシュ力からすると、ハナを切れる公算が大きい。高松宮記念自体は流れが厳しくなりがちで、基本的に差し台頭のレースですが、好位組のプレッシャーをあっさり振り切って不思議はない馬。それだけ南半球のスプリント戦はレベルが高い。父がサドラー×母父グランドスラムのトロナードという配合的に時計のかかる芝が合いそうで、道悪は歓迎のはず。

▲②マッドクール。

ダークエンジェル産駒は個人的にちょっと底力不足の印象があって、その印象は今も変わらないのですが、それはそれとしてスプリンターズSで2着に来た実績は評価が必要。得意の左回りで、調教もうなるような気配。人気もほど良く落ちそうです。

☆⑭ママコチャ。

スプリンターズS勝ち馬なのに、下馬評はそれほどでもありません。前走の阪神C5着も内容は悪くなかったので、妙味は十分。

△③ナムラクレア。

G1以外では抜群の安定感を誇りますが、G1では【0/1/2/3】と複勝率50％。押さえ必須ですが、軸でなくとも、という評価。

馬券は3連単軸2頭マルチ。

<軸>⑩⑫→<相手>①②③⑥⑬⑭⑯。計42点。

 

text：仙波広雄＠大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当／【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC