大胆に予想！『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』（中山記念）

フェブラリーSは３連単153万円超の高配当！11番人気1着ペプチドナイル☆、5番人気2着ガイアフォース▲、そして13番人気3着セキフウは「昨年の」◎。別に惜しくはないのですが、思考パターンの展開一つで正解にたどり着けた可能性は自分の中で感じています。オメガギネスやウィルソンテソーロをスパッと消せていれば、推理も違っていたと思うので、表題通り「大胆に予想」する必要性を実感する次第。YouTube（logirl 【テレ朝動画公式】YouTube）美味しい競馬#153）は雪平莉左さんを迎えて2月25日（日）の中山11R・中山記念を予想しています。

◎⑨エルトンバローズ。

大胆にうんぬんと言った端から普通の予想ですが、軸として信用していいかと。未勝利を勝ちあぐねていたものの、3歳4月に初勝利を挙げてからは重賞2勝を含む4連勝。勇躍挑んだマイルCSは4着と壁に当たったところで、4歳初戦がここ。トップスピードが必要なマイルG1より、ダラッと流れる前哨戦G2、かつ開幕戦の千八の方が明らかに向いています。バランスオブゲームとかローエングリンと同じカテゴリーだと踏んでいます。

○②ソーヴァリアント。

休み明けは関係なく、実績的にもパフォーマンス的にもG2では上位に入る1頭。気性に課題があるように言われ、それは実際そうなのですが、気性難というより繊細。去年のこのレース1番人気。今年は人気を落としそうですが、先週に武豊が騎乗した妹ソーダズリングが京都牝馬S勝ち。豊はこういうタイプを御するのがうまいし、牝系連鎖は十分ありうるでしょう。

▲⑤ヒシイグアス。

21年、23年Vの実績に加え、今回の短期免許で評価沸騰のレイチェル・キング騎乗。そして堀調教師のコメントが「仕上がっている」ですからね。8歳を理由に嫌うのなら思いとどまった方がいいと思います。ただ、この馬はあまり道悪がうまくないタイプ。

☆⑬マイネルクリソーラ。

中山金杯は意外と内がきく馬場状態、ゴールデンハインドのスロー逃げで、「内・前」が優位なコンディション。そこで15番ゲートから3着に来た内容は評価できます。中山記念も基本的に「内・前」が優位なので、前走の乗り方が良く、乗り替わりとなるものの津村は中山のコース傾向に敏感です。また外寄りの枠ですが、うまく乗るはず。

馬券は3連単軸2頭軸マルチ。

<軸>②⑨→<相手>③⑤⑥⑧⑩⑬36点。

text：仙波広雄＠大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当／【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC