大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(アルゼンチン共和国杯)

大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』

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先週の天皇賞・秋は、若い競馬ファンにとって「これぞ最強」を強く印象づけるレースになったでしょう。筆者自身はディープインパクトの天皇賞・春が最強の基準となっていますが、そういうレース。今後「あのときのイクイノックスより強いか否か」がものさしになるわけです。いいレースでした。

さてYouTube(logirl 【テレ朝動画公式】YouTube)美味しい競馬#138)は、ゲストに雪平莉左さんを迎えて配信中です。予想は11月5日(日)の東京11R・アルゼンチン共和国杯です。

◎⑤アーティット

分からんわ、こんなレース…というのが第一声。人気馬が盤石とも言えないので、ある程度オッズがつく馬で「あとから説明がつく」ことを予想の焦点としています。

アルゼンチン共和国杯はディープインパクト産駒が走らないレースで有名。一流のディープ産駒が出てこないことが大きいと思いますが、正統ディープ産駒と逆ベクトルの馬を探るのが正着とみました。本来ならそれはキンカメ系であったり、ステイゴールド系だったりしますが、今回はディープ産駒のなかで正統ディープっぽくない馬をセレクト。アーティットは日本のG1ではあまり実績がない母父ガリレオ。英愛ダービー馬オーギュストロダンと一緒の組み合わせです。勝っているレースも上がりのかかる2200とか2600を前々押し切りというディープらしさが少ない内容。それでいてオープンまで出世しているので、能力は水準以上。これだけディープらしさがないなら、ディープの苦手なレースこそ買い。そしてこのレースも友道厩舎の準基幹的なG2です。

○④チャックネイト。

○▲☆の順番は迷ったんですが、2番手にチャックネイト。六社Sはアルゼンチン共和国杯のステップ的な意義を持つ3勝クラスのレースで、時間はかかりましたが5歳秋でようやくオープンまで出世。即G2挑戦してきたあたり、ハーツクライ産駒らしい成長を遂げたとみなしていいでしょう。◎○とも金子真人オーナーです。

▲③ヒュミドール。

オルフェーヴル産駒は考えれば考えるほど、ドツボにハマって抜け出せなくなります。人気がなくて条件が合うときは押さえることを忘れずに。とにかくムラながら、パフォーマンスの上限そのものは高い馬。ここは狙い頃に映ります。

☆⑭ヒートオンビート。

ほぼ10F超のG2、G3を行脚して、きっちり着をまとめる姿に敬意を覚えます。条件最適で、大崩れはしないはず。

△⑨ゼッフィーロ。

上がりが速く、中団より前がほしいレースですが、この馬はあまり器用さがないので、ちょっと置かれそうな懸念を持っています。モレイラが中団から運んだら素直に称賛します。押さえはしますが、ちょっと危ない人気馬寄りにみています。

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馬券は3連単フォーメーション。

<1着>⑤→<2着>③④⑭→<3着>②③④⑦⑨⑪⑭18点。

3連複フォーメーション⑤―③④⑭―②③④⑦⑨⑪⑭15点。計33点ですが、正直3連複の方に重点です。

text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC

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