『R U Next?』に大ハマり!LE SSERAFIM、NewJeansに続くハイレベルなスター誕生|「林美桜のK-POP沼ガール」第7回

林 美桜のK-POP沼ガール

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「林 美桜のK-POP沼ガール」
K-POPガチオタク・林美桜テレビ朝日アナウンサーの沼落ちコラム

最近はABEMAで『R U Next?』というサバイバル番組を観るのにハマってました。

ざっくり説明させていただくと……
このサバイバル番組は、今、一番大きな力を持っていると言っても過言ではない韓国の大手事務所HYBEが主催していて、
「さあ、LE SSERAFIM(*1)、NewJeans(*2)に続くガールズグループのメンバーを決めましょう」というお話です。

選ばれたら、世界的に活躍するアーティストになれることを約束されたようなもの。
とっても壮大な話。

概要だけでもインパクト大ですが、
内容も、もちろんすごいです。

とにかく! 練習生のレベルがこれ以上ないほど高い!!
全員、デビュー寸前レベル!!!!

そんな練習生たち22人がさまざまなミッションで闘いながら、最終的には6人がデビューの座をつかみ取ります。

運命共同体・ジミンとユナに注目!

中でも特に私が注目していた練習生は、
ジミンとユナ。
サバイバル前の月末評価で、1位(ジミン)・2位(ユナ)だった練習生。

miss A「Bad Girl, Good Girl」のパフォーマンス。

これを観たとき、もう、ため息が出ましたね。HYBEはこんなすごい子をまだ隠していたのかと……。

完璧なパフォーマンス、表情管理、そしてみなぎる自信。すでに洗練されていました。

ほかの子を差し置いて、ふたりでバチバチしていたのもシビれましたね。

ユナからは特に強めの発言がよく飛び出すんですが、そんなユナがいたからサバイバル番組が引き締まって、今回の中心的な存在だったなと思います。視聴者の私まで身が引き締まる思いで観てました。

そして、ただ強いだけではなくて、言葉一つひとつに練習生活を長く送っていたぶんの苦労や切実な思いが透けて見えて、グッとくるシーンが何度もありました。

ジミンは内からあふれ出るセンス、パフォーマンスのふとした合間に見えるアンニュイな表情がたまらなくよかったです。

意外に素は天然で、のんびりしている性格のジミンに、殺伐としたサバイバルの中に癒やしを感じてました。

私は、ふたりは運命共同体だと思ってます。

圧倒的センターのイロハ、ナチュラルあざとかわいいウォンヒ

日本人も参加しています。なんと7人も!

私はイロハちゃんに注目していました。
見た瞬間に「この子はセンターの子だ」と感じてしまった練習生。

まず鋭い目力。奥で闘志がメラッと見えた気がして……目が離せない練習生になりました。

幼いころ、神童といわれたほどのダンスの実力は折り紙つき。まるで呼吸するように、滑らかにパフォーマンスします。特に首の動かし方が好き。

ハプニングにも冷静に、悔しい思いをグッと抑えながら乗り越える姿もかっこよかった。

ウォンヒもかわいかったなぁ。
サバイバルとは別に、ウォンヒちゃんを観察するという新しい軸を作り出してしまうくらい魅了されちゃいました。天性の華を感じましたね。

ナチュラルにあざとくて、なんだか親心が生まれるくらいかわいい。
「尊い」を具現化したらこんな感じなんだろうな……。

本当は、まだまだ推していた練習生はいたんです。ただ、尺に収まらないので割愛しますけれども。

トップメンバーのパフォーマンスは最高峰!

お気に入りのダンスパフォーマンスも書かせてください!

ラウンド5のブラックチーム
BLACKPINK「Shut Down」のパフォーマンス。

ヨンソ、イロハ、ヒメナがパフォーマンスしたんですが、練習生たちが選んだトップメンバーの実力はやはり迫力がありました。新しい世代の風を感じるほど。

ヨンソの緻密な表情管理、イロハのステージを制圧するほどの目力、ヒメナの美しいラインのしなやかなダンス。どの瞬間も最高峰でした。

あぁ。まだ書き足りないんですよ……実は。
次回も続いていいですか……?

林美桜のチョアチョア♡メモ

*1/LE SSERAFIM
2022年デビューの6人組ガールズグループ。力強い歌詞とパフォーマンスで、聴く人の心を鼓舞してくれる。見ているとエネルギーが湧き出してくる感じ。メンバー全員の温かい人柄がにじみ出ている「FIM-LOG」は必見。マンネ(最年少)のウンチェをかわいがるオンニ(お姉さん)たちが、見ていて微笑ましいです。家族のようにバランスが取れたグループです。

*2/NewJeans
2022年デビューの5人組ガールズグループ。K-POP界に衝撃を走らせたMV、パフォーマンス、楽曲、衣装、存在……すべてが新しい。「Ditto」が特に好きです。アラサーの私はなんだか懐かしい感じがするんですが、若い世代は新鮮な感じがするんだろうな……。青春の“爽やかで儚い”一瞬を、常にまとっている唯一無二のグループでもあります。ミン・ヒジンさんがプロデュースする世界観に脱帽です。

文=林 美桜 編集=高橋千里

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