予想の斜め上の上!? 衝撃的なベスト3が登場|『奥森皐月の公私混同<収録後記>』第27回
カードを複数枚所持しています、大人です。奥森皐月です。
私がMCを務める番組『奥森皐月の公私混同』が毎週木曜日18時にlogirlで公開されています。
このブログでは収録後記として、番組収録のウラ話や収録を通して感じたことを奥森の目線で書いています。
今回は『奥森皐月の公私混同〜ソレ、私に教えてください!〜』の5月に配信された第27回から第31回までの振り返りです。
月額990円ですが、logirlに加入すれば最新回までのエピソードがたくさん視聴できます。もちろん『奥森皐月の公私混同』以外のさまざまな番組も観られます。
アートとお笑いは紙一重!?
(写真:奥森皐月の公私混同 第27回「アート、私に教えてください!」)
第27回のテーマは「アート、教えてください!」。ゲストはアートテラーのとに~さんにお越しいただきました。
もともとお笑い芸人の仕事をしていたところから、アートに携わる仕事をするようになったとのことですが、アートにもおもしろさや笑いを見出したというお話が印象的です。
「おもしろい」の意味は広いので、アートにもアートのおもしろみがあるとは思っていましたが、とに~さんは純粋な“笑い”という意味でも芸術を受け取っていることがわかりました。
その特性を活かした活動や説明は、アートに普段触れ合わない人こそ出会うべきだと感じます。堅苦しいイメージを壊すような、楽しいお話ばかりでした。
私はよく美術館や展示会にアートを観に行くのですが、やはり自分なりの楽しみ方を見つけるというのは意識している部分だったので、改めてお話しして気づくことがあって楽しかったです。
ベスト3のコーナーでは「え? これがアートなの!? お笑いと紙一重のアート?ベスト3」をご紹介いただきました。
インパクトのある未知の作品ばかりでとてもおもしろかったです。作品を観ているだけではなくて、その話を聞いているだけで楽しめてしまうのは本当にすごい。
「アート」という広いテーマの回ではありましたが、それがきっかけとなってさまざまなエピソードを伺えてよかったです。
とに~さんの著書をもとにした展示『名画たちのホンネ展』にも行ってきましたよ。作品自体から吹き出しが出ている斬新な展示の形式と、楽しみながら読める説明文で、とてもハッピーな空間でした。
次のステージは、作品を購入すること。もっともっと身近にアートを楽しみたいです。
フリースタイルラップ回、衝撃的な「ベスト3」
(写真:奥森皐月の公私混同 第28回「フリースタイルラップ、私に教えてください!」)
第28回は、オッパショ石の広田ハヤトさんにお越しいただき「フリースタイルラップ、教えてください!」のテーマでお送りしました。
収録後の打ち合わせで、たまにスタッフさんに「この分野に詳しい人に来てほしいです」といった話をするのですが、フリースタイルラップはまさに私がお願いしたテーマ。
芸人界でも随一のラップ好き、そしてラッパーである広田さんにお話を聞くことができてよかったです。
コンビでネタ合わせをするつもりがラップをしてしまう、大事な舞台の前にありのままの気持ちをラップにしてぶつけ合うなど、聞いたことがないエピソードが続々飛び出してとてもよかったです。
バトルの大会で怖い人に呼び出された話も最高でした、ヒップホップっていいですね。
さて、この回のランキングは予想の斜め上の上を行く斬新なものでした。毎回、私は収録のときに初めてなんのランキングなのかを知ります。
ラップバトルの名場面や、注目のラッパーなど、何が来るかやんわり想像していたときに突如走った衝撃。その名も「そんなに詳しくなくてもラップ好きそうに聞こえる受け答えベスト3」です。
これまで数多くのベスト3を紹介いただきましたが、ここまで外側のランキングは初めて。「好きなヒップホップの楽曲は何か」と質問されたときをはじめとした、ラップ好きに聞こえるフレーズを教えてもらいました。
受け答えの流れも細かく再現してくださって、実演のパートもあります。広田さんに稽古をつけていただいたので、すっかりラップ好きっぽい振る舞いができるようになりました。
ある意味、これまでで最も実用的なランキングかもしれません。おもしろかった。
日本茶トークで1時間!“お茶愛”の飛躍がすごい
(写真:奥森皐月の公私混同 第29回「お茶、私に教えてください!」)
第29回のテーマは「お茶、教えてください!」。ゲストに茂木雅世さんをお招きしました。
お茶というと、緑茶・紅茶・麦茶・ウーロン茶・ジャスミン茶などたくさん思い浮かぶかと思いますが、この回は日本茶の話オンリーで1時間です。
てっきり世界のお茶のお話も出てくるかと思っていたのですが、日本茶と茂木さんの人生のつながりが本当に素敵で、あっという間の時間でした。
飲む楽しさの話だけでなく、お茶を振る舞うこともよさであるというお話を聞けたのがよかったです。確かにお茶を囲む時間って素敵。私も自宅で家族と紅茶を飲みながらおやつを食べる時間が好きだったなぁと思い出しました。
忙しいとなかなかゆっくりお茶を飲む時間を取れませんが、忙しいときこそお茶を飲んでひと息つくべきなのかもしれませんね。
茂木さんの“お茶愛”の飛躍が凄まじくて、思わず笑ってしまいました。
知らない人にお茶を振る舞うのはまだわかるのですが、お茶が好きすぎてお茶のラップがしたいと話されたときにはさすがについていけなくなりました。さまざまな角度から好きなものにアプローチできるのは素敵ですね。
この回もまた衝撃的なベスト3でした。「飲まないお茶ベスト3」の文字を見たときは頭に入ってこなかったのですが、本当に飲まないお茶のランキングを紹介されていました。
お茶のグッズやお茶にまつわるキャラクターなど、飲むにとどまらないお茶の魅力。振り落とされないように聞いていましたが、どれもおもしろかったです。
お茶のことだけを話すラジオを10年も続けていると聞いて、仰天しました。お茶縛りで10年できるなら、何も縛りがないこちらは是が非でもネタを切らさず続けたいものです。
「絶対に次の国技館に行く」と決意した相撲回
(写真:奥森皐月の公私混同 第20回「相撲、私に教えてください!」)
第30回は「相撲、教えてください!」ということで、山根千佳さんにお越しいただきました。
相撲に関しては一切知識がなく、そもそもどういう仕組みで進んでいるのかすらわかっていませんでした。「〇〇場所」とかは聞き覚えがありますが、それが全国各地でやっているのか、どれくらいの頻度で開かれているのか、本当に何も知らない。
そんな超相撲初心者の私が、番組終盤には「絶対に両国国技館に行こう」と思えるようになるほど、山根さんのご説明がわかりやすく素晴らしかったです。
丸一日ずっと取組が行われていて、昼間は新人、時間が遅くなるにつれて強い力士になると初めて知りました。勝ち上がるシステムなどがお笑いライブに似ていてわかりやすいなと思いましたが、よく考えるとお笑いライブが番付を参考にしているだけだ。
ランキングでは「まわしを切るのがうまい力士ベスト3」という渋いテーマでご紹介いただきました。ここでもいい情報をたくさん聞くことができた。
特に、今大注目の19歳の力士である伯桜鵬のお話が印象深いです。それぞれ特性があることはわかりますが、どこを取っても山根さんの解説がすごい。気がつけば、私も自分の目で取組を観たいと思いましたし、お気に入りの人を見つけて応援したいと思いました。
出待ちをしてサインをもらいに行くとのことですから、本当の本当に真の相撲ファンですよね。私も絶対に次の9月の国技館に行きます。
御朱印の次は、書店を巡る「御書印」!?
(写真:奥森皐月の公私混同 第31回「御書印、私に教えてください!」)
6月最後の配信のテーマは「御書印、私に教えてください!」で、和賀勇介さんにお越しいただきました。有吉(弘行)さんのラジオのリスナーなので、和賀さんとお会いできてうれしかったです。
御朱印ではなく「御書印」という聞きなじみのないものですが、そもそも御書印自体が近年始まったサービスとのこと。本屋さんに行くことで集める、書店版の御朱印のようなものらしいです。
和賀さんは本も好きだけれどそれ以上に本屋さんに行くことが好きだから、行く理由ができて楽しいとおっしゃっていました。
私も本屋さんという空間は好きですし、興味のある本があれば迷わず買ってしまうのですが、遅読どころではないくらい読書が進まないタイプ。私も書店に行く理由にするため、ぜひやってみたいと思いました。
御書印もそれぞれのお店ごとに特色があり、本のセリフや心に残る言葉を添えてくれるとのこと。中には行くたびに違うことを書いてくれるお店もあるそうです。全国に広がっているそうなので、知らない土地の書店に行くのも楽しそう。
話を聞けば聞くほど、和賀さんがアナログ好きだとわかっていきました。本は紙がいいし、ネットショッピングはしないし、実際に足を運ぶことが醍醐味だと思っている。
私も年齢のわりにはアナログが好きなつもりでしたが、和賀さんのお話を聞いていると、今の70代くらいの感覚だったのでおもしろかったです。おじいさんみたい。その性格も含めて、御書印という趣味にハマっているのだろうなと思いました。
まだ御書印集めを始めている人も少ないとのことなので、私も先取りできるようにすぐ始めるつもりです。まずは都内から巡ってみます。
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(写真:『奥森皐月の公私混同 アフタートーク』)
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— 奥森皐月 (@okumoris) July 19, 2023
『奥森皐月の公私混同』は、logirlにて毎週木曜18時に最新回が公開。
次回は「最先端のボードゲームに驚愕」を中心にお送りします。お楽しみに。