大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(オークス)
YouTube(logirl 【テレ朝動画公式】YouTube)美味しい競馬#116を配信中です。ゲストは雪平莉左さん。5月21日(日)の東京11R・オークスの事前穴馬予想と、後半はほぼミッキーゴージャスの配合の話をしています。距離延びていいとかそういうのではなく、夢とロマンがあるとか、「幼なじみカップル系」とか、そういう話です。ミッキーゴージャスはちょっと頑張れると思っています。
◎⑬ドゥアイズ。
桜花賞で初めて馬券圏内を外してしまいましたが、それでも5着。その前のクイーンSは先行勢が総崩れのなか、3番手から頑張って2着で内容は上々。おっかなびっくりの折り合い合戦になるオークスで、ある程度の位置を取れるのもいいですし、早めに追い出したとしてもバテバテになるとは思いません。何より、下の全頭評価にもありますが、だいたいリリーノーブルです。ルーラーシップ産駒のリリーノーブルは17年阪神JF2着、18年チューリップ賞3着、桜花賞3着、オークス2着。ドゥアイズの方が小柄ですが、まあそれはそれとして、ルーラーシップの上級産駒は強さをそれほど感じさせないままトップ級を維持します。それほど決め手がないからだと思います。ドゥアイズも、何となくこの世代の2番手グループを追走して、終わってみればG1でもそこそこ馬券になるというルーラーシップ牝馬らしさを見せてくれるのではないでしょうか。
○⑤リバティアイランド。
まあ同世代レベルでは抜けて強いですね。現時点で安田記念に出てもいい勝負しそうです。母や母父から2000メートルぐらいまでが良さそうですが、折り合いさえつけばスプリント血統でもこなせるオークスでことさら距離の壁をあげつらうのも意義は薄いです。買うか買わないかで言えば買うべきです。それでも個人的には、ですが、桜花賞の時ほど盤石には思っていません。オークスがスプリント血統でも何とかなるのは、2400メートルを2400メートルとして乗らず、800+1600とか1200+1200とかに落とし込むからですが、流れが2400メートルそのままを要求する可能性もわずかにあります。それだとスタミナ負けしても不思議はないです。
▲⑭ペリファーニア。
さすがお兄さんのエフフォーリアにG1を3つ勝たせた陣営だけあって、妹の体調的なピークをしっかりコントロールして今回に持ってきたと思います。素晴らしい仕上がりです。そのうえで、しっかりと折り合いをつけて2400メートルを乗り切るという意味では、不安も多少残ります。だいぶ前に進もうという意欲が強く、オークスでそんな感じだと切れる脚が使えるかどうかは微妙。それでも買いたいほどの出来ではあります。
☆⑪ミッキーゴージャス。
配信でもだいぶ語ってしまいましたが、旦那の方も立派なんだけど奥さんの方がはるかに格上で、そんな二人から生まれた娘がシンデレラロードを驀進中…という、こういうの刺さる人いるよね、みたいな物語をオーナーが提供しています。筆者はこのシチュエーションを大いに楽しめますね。
馬券は3連単フォーメーション
<1着>⑤⑯→<2着>⑤⑯→<3着>⑦⑨⑪⑫⑬⑭
<1着>⑤⑯→<2着>⑦⑨⑪⑫⑬⑭→<3着>⑤⑯
計24点。
text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC