大胆に予想！『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』（共同通信杯）

じゃいさんをゲストに迎えてYouTube（logirl 【テレ朝動画公式】YouTube）美味しい競馬#102が配信されています。当コラムの予想は2月12日（日）の東京11R共同通信杯。そして配信後半の話は上がり（3F）についてです。共同通信杯はおおよそ「33秒台の上がり3F」と「なるべく好位ポジション」の両方が要求されるクラシックというかダービー・オリエントの強いレース。同日にドウデュースとエフフォーリアが出走する京都記念もありますが、今年のダービー連対馬が共同通信杯に出走している可能性は決して低くないとみて、配信でも予想でも共同通信杯を取り上げました。

◎⑥タスティエーラ。

ダービーダービー言うといて、この馬の馬体はややマイル～千八向きっぽいですね。父のサトノクラウンと似たところもありますが、初見は同厩舎のドゥラメンテの若い頃を思い出しました。近親かと思って血統表を確認しましたわ。本馬とドゥラメンテは血統的には全然関係ありませんでした…。ということは、堀厩舎の若駒仕上げを施され、過去のエースに準じるリアクションを見せている…という判断もできるでしょう。マイラーっぽさはありますが、3歳秋はともかく春クラシックならこれぐらいマイル色が強い方がいい気もします。なにかダービー予想みたいになりましたが、共同通信杯なら距離の問題もありません。

◯⑨レイベリング。

これもマイラー。1戦1勝で朝日杯に臨んで3番人気と、過剰に人気しましたが外枠から外を回されて3着確保。見どころ十分の内容でした。阪神→東京、1F延長で「好位から33秒台」を実現しそうな1頭です。

▲①ダイノザタイガー。

同冠名のダノンベルーガが昨年1着で同じハーツクライ産駒ですが、それ以上にイメージが重なるのは同父スワーヴリチャードです。ここまで3戦の着順が全く一緒。先達スワーヴリチャードは共同通信杯を勝ち、ダービーでも2着と好走。4歳の大阪杯、5歳のジャパンカップを勝ちました。その領域まで至るかはともかく、可能性を感じさせる馬です。

☆⑧ファントムシーフ。

父方の祖父と、母方の祖母が父の同じいとこ。ダンシリ≒プロミシングリードの2×2という、中世の貴族みたいなずいぶんと意匠の凝った配合です。日本のクラシック王道路線だとタルく感じる配合ですが、新馬と野路菊Sを上がり3F33秒台で勝利。その実績は評価しておきたい。

馬券は3連単フォーメーション

<1着>⑥→<2着>①⑧⑨→<3着>①②⑤⑧⑨⑫。

<1着>①⑧⑨→<2着>⑥→<3着>①②⑤⑧⑨⑫。計30点。

 

text：仙波広雄＠大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当／【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC