大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(日経新春杯)

大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』

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先週の競馬で、当コラムでは予想を公開しなかったフェアリーS。筆者の◎は単勝15番人気、171.9倍のブラウンウェーブ。直線燃えましたね。なかなかの勢いで追い込んできて、アキラ(菅原明良)、アキラ!とコールむなしく3着と頭差4着。これで’23年の重賞では◎が4レースのうち3レースで4着です。競馬用語かネットスラングかは定かではありませんが「それ4」(狙った馬が4着)と言います。それ4だらけで瀕死です。

’23年初当たりは1月15日(日)の中京11R日経新春杯になりそうです(謎の強いポジティブシンキング)。

 

◎⑫プラダリア

ダービー5着馬。秋も順当なら勝つとはいわないまでも有力だったでしょうが、神戸新聞杯では陣営からはっきり「出来があまり良くない」とアナウンスがあって8着。菊花賞ではそれなりに持ち直したものの、そもそも距離が長く7着。年中好調なんて馬はいませんので、良くない時期に良くないなりにまとめたと言えます。となれば、年が明けても休まずG2を使ってくる以上、勝算は当然あるはず。ディープインパクト産駒ですが、ビュンビュンに切れるタイプではなく、ある程度のポジションは取るタイプ。今回は他の有力馬に差し馬が多いので、先んじて仕掛けられる位置がアドバンテージとなります。

○①ヤマニンゼスト。

プラダリアと同じ4歳で、菊花賞ではこちらが先着。負担重量も55キロで、プラダリアより1キロ軽い。こちらの◎も検討しましたが、差し追い込み馬で、かつ最内枠を生かすほどの器用さはないことで対抗まで。いまさらシンボリクリスエスの直子が芝重賞を勝つか…と問われても、ちょっと首をかしげざるをえません。

▲④ハヤヤッコ。

昨年函館記念では、かなり悪い馬場を問題なくこなして優勝。ダート馬なら悪い馬場が走れるというわけではなく、つかみどころのないタイプではありますが、前走中日新聞杯5着も含めてレーティング的に走れる時はわりと力を発揮してきます。目立つ強敵が不在で、ヴェルトライゼンデがトップハンデ59キロで額面ほどの信頼ができないとあれば、こちらを取る手もありです。

☆②ヴェルトライゼンデ

昨年ジャパンカップ3着など実力は最上位。59キロ自体は個人的にはそれほど気にする必要はないと思います。ただしトップハンデで他が自分より軽いことは重視した方がいいでしょう。実績、地力的に大崩れはないと思いますが、自身より3キロ以上軽い4歳馬を相手にするのは楽ではありません。

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馬券は3連単フォーメーション

<1着>⑫→<2着>①②④→<3着>①②④⑧⑨⑪⑭。計18点。

 

text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC

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