大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(菊花賞)
YouTube(logirl 【テレ朝動画公式】YouTube)美味しい競馬#88では10月23日(日)阪神11R・菊花賞の展望と、長距離戦における駆け引きについてお話しています。ゲストは「令和最高の美ボディ」雪平莉左さん。彼女は声も癖になりますが、自分だけでしょうか。
今年の菊花賞も昨年に続き阪神。来春には大改装された京都がグランドオープンしますので、自分なんかは生きているうちの最後の阪神菊花賞かもしれません。ですから阪神菊花賞ならではの狙いを。京都3000はスタートして本当にすぐ最初のコーナーなので、みんなが一定レベルで折り合う現代競馬では内枠が断然となっています。阪神3000もコーナーは近いのですが、京都よりマシ。あと阪神の芝の方がどうしてもタフになるので、道中の動きは限定されます。今年のメンバーだと隊列が決まると、捲り屋ディナースタが動くまでは最初の隊列のまま淡々と流れそう。これを踏まえて。
◎⑫ヴェローナシチー。
後方から押し上げるレースばかりしていますが、今回は中団より前で競馬ができるし、すればチャンスがあると思います。どうしていつも届かないのに後方からのレースになるかといえば、この馬はいわゆる小脚が利かない。グッと抑えておかないと、仕掛けるとトップスピードまで一気。細かいギアアップは苦手なので、好位に控えるというポジション取りの難度が高いからです。中距離ならば。ただし今回は距離延長。阪神3000なら他がみな慎重な立ち回り。川田は位置取りが積極的なので、最初のコーナーに入る前あたりで通過順一桁台に持って行こうとするはず。3000がベストかはともかく、いつもより前の位置取りから、いつもぐらいの末脚が使えることを想定しています。
○⑭アスクビクターモア。
春クラシックが5、3着で、セントライト記念もトライアル仕上げで2着。間違いなく世代トップクラスの一角です。ディープインパクト産駒なのに脚をためての切れ味ではなく、先行して身体能力の高さを生かすタイプ。ベストは阪神2200の気もしていますが、同世代相手なら3000もこなせそう。自分より距離適性がはるかに高い馬が何頭いるかで着順が上下するとみています。
▲①ガイアフォース。
小倉2000でレコード勝ち、セントライト記念でアスクビクターモアに先着しており、能力の高さもありますが、めっぽう小回り適性が高い。とりあえず有馬記念と大阪杯で既に面白そうなので、3000が向いているとは思いませんが、ここでも評価はしておきたい。同厩舎で神戸新聞杯勝ちのジャスティンパレスは中京2200をあまりに鮮やかに勝ったので、阪神3000だと微妙とみました。
☆⑤ヤマニンゼスト。
武豊が「乗りやすい」と言っている。この一言が重い。阪神大賞典8勝(うち一つは中京開催ですが)、現役最高の阪神3000マイスターです。
馬券は3連単2頭軸マルチ。
⑫⑭から①⑤⑪⑬⑮⑱、①⑫から⑤⑪⑬⑮⑱、⑤⑫から⑪⑬⑮⑱。計90点。
今回、ちょっと勝負かなーと思って手を広げるので、買い目多いよ!って方は3連複でお付き合いください。(同買い目を3連複にすると15点)。
text:仙波広雄@スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC