大胆に予想！『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』（日本ダービー）

YouTube（logirl 【テレ朝動画公式】YouTube）美味しい競馬#66では「消しの女神」ことほのかさんをゲストに配信しています。春Ｇ１のクライマックス、5月29日（日）の東京11R・ダービーです！配信でも強調しているように、ダービーが現代競馬の根幹であり、スーパーストラクチャーです。競馬関係者はダービー至高主義を内面化しており、明確な言語化をしませんし、する必要もありません。馬券を買う立場としてもダービーが当たれば、その1年はだいたいオッケー。これはダービーと有馬記念だけが持つ祝祭性です。まあ、そんな話は置いといて予想にいきましょう。

 

◎⑯キラーアビリティ。

ホープフルS勝ち馬であり、皐月賞4番人気馬ですが、その皐月賞が13着ですっかり影が薄い。かつ、いまひとつ成長を感じさせない馬体と調教気配。がっつり人気を落とすと思いますが、ディープインパクト×米2歳G1勝ち馬というダービー仕様の配合。もともと攻め駆けしない性質もくんで、今年のダービーはこの馬から。ディープインパクト産駒ならここ一番で大仕事をやってのけるのでは、という期待も込みです。まあお母さんのキラーグレイシスも人気薄で一発かまして、その後は鳴かず飛ばずだったので、もの凄い早熟馬だった恐れもありますが。そうした点を踏まえても見合うオッズになるでしょう。

○⑬ドウデュース。

皐月賞の乗り方は、スペシャルウィークやアドマイヤベガのそれと重なるところもあります。それぞれ3着、6着からダービーV。武豊は春クラシックをセットで考えて乗っていると思います。皐月をあの乗り方で勝てるなら、ダービーも勝てる。皐月を勝てないまでもダービーで最善の結果を出す。全部勝ったのがディープインパクト、皐月の乗り方を生かしたのがスペシャルウィークとアドマイヤベガ。ドウデュースもその系譜に連なる可能性は十分です。

▲⑱イクイノックス。

正直、皐月賞の前は、ダービーはこの馬で決まりと思うほどのスケール。思ったほど良化しきれませんでしたが、それでもルメールは自信ありげでしたね。クラシックの大外枠はルメールの十八番なので、あまり心配してなくていいでしょう。内に先行馬もいますからね。

☆⑥プラダリア。

ローテ的に厳しい青葉賞勝ちの関西馬なので、勝つまではどうかですが、今年の青葉賞のペースは本番につながるレベルでした。

△⑦オニャンコポン。

相当良くなっています。スケールは上位陣に譲りますが、出来の良さで上位進出があるかも。

馬券は3連単2頭軸マルチ。

⑬⑯2頭軸、相手③⑥⑦⑫⑮⑱36点。

⑯⑱2頭軸、相手③⑥⑦⑫⑮30点。

計66点です。

 

text：仙波広雄＠スポーツニッポン新聞社 競馬担当／【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC