大胆に予想！『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』（オークス）

YouTube（logirl 【テレ朝動画公式】YouTube）美味しい競馬#65では「令和最高の美ボディ」こと雪平莉左さんをゲストに配信しています。力強いですね、「令和最高」のあおりフレーズ。ちょっと気に入ったので、機会があったら頻発していこうと思います。まだ4年ですしね、令和。

いよいよ春のG1シリーズもクライマックスが近づいてきました。5月22日（日）の東京11R・オークスを予想します。

 

◎③アートハウス。

桜花賞を勝ったスターズオンアースは鞍上が川田からルメールに乗り替わり。川田はこちらアートハウスに騎乗します。その理由を共同会見で「母パールコードには重賞すら獲らせてあげられなかった。母の代わりに子どもをG1馬にしてあげたい」と語りました。意地悪な見方をすれば、より手応えがある馬に乗るための方便とも取れますが、それは違います。川田は長いスパンでみて、パールコードの子には自分が乗ると宣言したのです。お母さんは自身の未熟さで重賞すら勝たせてあげられなかった、いまの自分ならこの牝系を活躍させられる――という自負も含みます。パールコードの繁殖牝馬としての潜在能力を高く評価していることもあるでしょう。なにせ桜花賞馬を袖にするのです。しかも厩舎やオーナー、生産者も違う馬。川田自身が選択肢を持てる一流騎手であるがゆえに起きた事象ですが、エポックメイキングな乗り替わりだと思います。追い切りの手応えで「バランスの難しさが出ている」と泣いたため、トレセンでの評価は結構下がってしまいましたが、川田自身にとっても、アートハウス、そしてスターズオンアースのためにも、自身の信念を通した乗り替わりのここでぶざまなレースはできません。そういう騎手事情もあるうえ、忘れな草賞で先行して上がり3F最速。延長の父ロベルト系で距離も大丈夫です。令和最高の乗り替わりになります…って、意味が分からないですね。

○⑥サークルオブライフ。

桜花賞は内有利、先行有利。この馬は外枠から差して4着なので、もう少し運があれば馬券にはからんでいたところ。父がエピファネイアで延長のロベルト系。そもそも延長が大丈夫そうなレースぶり。アルテミスSを上がり3F33秒5で勝っていますから、よほど引っかからない限り前進必至でしょう。

▲⑰ニシノラブウインク。

これもサークルオブライフと同じエピファネイア産駒。マイルの未勝利をやっとのことで勝ち上がったような戦績ですが、負けた相手もサークルオブライフをはじめなかなか強力。1800メートルに延びたフラワーCで2着。はっきりとステイヤー質を感じさせる戦績で、ひと昔前のオークス惑星という感じですが、具合もいいのでまんざらでもないのでは。穴なら。

馬券は3連単。

<1着>③→<2着>⑥→<3着>全16点。

<1着>③→<2着>全→<3着>⑥16点。

押さえに3連複③⑥2頭軸、相手全で16点。

計48点です。

 

text：仙波広雄＠スポーツニッポン新聞社 競馬担当／【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC