“ラジオの帝王”伊集院光さんがやってきた!|『奥森皐月の公私混同<収録後記>』第12回

奥森皐月の公私混同<収録後記>

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サイゼリヤで喜ぶのはもちろん、まいばすけっとでも喜びます。高校2年生17歳の奥森皐月です。

私がMCを務める番組『奥森皐月の公私混同〜冠ラジオがやりたい!〜』が毎週木曜日18時にlogirlで公開されています。

ラジオが大好きな奥森が、地上波ラジオを目指してリスナーとともに修行をする「ラジオ風配信」です。あくまでもこれは冠ラジオではありません。

このnoteでは収録後記として、毎回番組収録のウラ話や収録を通して感じたことを奥森の目線で書いています。

今回は2月配信分の第16話から第19話の振り返り。公私混同の集大成のような回もありました。

logirlの本編とこの記事を併せてご覧いただくと、一番楽しめるのではないかと思います。
月額990円ですが、第1回から最新回までの50本近くのエピソードがすべてご覧いただけます。もちろんlogirlのさまざまな番組も観られます。

トークしながら豆投げる「1人しゃべりで鬼退治」

2月最初の配信は、節分当日の2月3日。『奥森皐月の公私混同』では「1人しゃべりで鬼退治」をしました。トークという豆を60分間投げ続けて鬼退治をした回です。

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(写真:『奥森皐月の公私混同 第16話「1人しゃべりで鬼退治」』

毎週収録前に打ち合わせをしているのですが、第一声で「トークしながら豆を投げてください」と言われたときは真剣に「は?」と思いました。
いざやってみると、講談で張り扇を叩きながら話している姿のイメージが近かった。講談師の方には本当に失礼だとは思いますが、高座にいる気分でテンポよくトークできたと思います。

60分丸々ひとりでフリートークをするのにも慣れました。自分から言うのは恥ずかしいですが「何かを話す・伝える」という作業は向いていると思うし、何より楽しいです。

鬼退治に関しては、後半の内容は話す予定のなかったことを勝手に自分が話していました。
文化祭をひとりで回ったこと、修学旅行の班決めがうまくいかなかったこと。深く話すつもりはなかったのに、鬼のせいで話す羽目になっていた。気づけば豆が割れるほどに強く手を握り締め、直撃したら身体に穴が空くほど思いきり豆を投げていました。これまでのフリートークで一番力が入っていたかもしれません。

2月は3週連続“伊集院光さん祭り”

さて、この週にトークのみの放送をしたことには理由があります。その翌々週が伊集院光さんゲスト回と決まっていたからです。

第17話では「伊集院さん前夜祭」第18話は「伊集院光さんとラジオのはなし」第19話が「伊集院さん後夜祭」と2月は3週連続、伊集院光さん祭りでした。

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(写真:『奥森皐月の公私混同 第17話「伊集院さん前夜祭」』

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(写真:『奥森皐月の公私混同 第18話「伊集院光さんとラジオのはなし」』)

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(写真:『奥森皐月の公私混同 第19話「伊集院さん後夜祭」』

一番好きなラジオパーソナリティであり、憧れの存在が自分の番組にゲストとしていらっしゃる。人生の中でも特大イベントだったと思います。

伊集院光さんと『(伊集院光)深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)に対する想いは前夜祭のほうで存分に語らせていただきました。このトークがあったことにより、ゲスト回に向けて加速できた感覚があります。できれば3週分まとめてご覧いただきたい。

収録上の都合で、前夜祭から伊集院さんがいらっしゃるまでの時間が3時間くらいしかありませんでした。私からすると前夜祭より直前祭のほうが正しいです。
ただ、収録が2本続けてだったことで緊張をする時間が短かったのがよかった。「伊集院さんがゲストにいらっしゃる」の前に「1時間伊集院さんのお話をする」という目前のミッションがあったので、それで頭がいっぱいでした。

唯一、緊張で鼓動が早くなったのは「打ち合わせ」に同行したとき。通常は、スタッフさんが収録前に楽屋へ行き、収録内容などの説明を行います。しかし、この日はこの楽屋打ち合わせに私もついていくことになりました。シンプルに、人生で一度もやったことがない仕事だったのでドキドキしました。これまで何度も打ち合わせはしてきたはずなのに、説明する側になってみると慣れていなくて流暢にしゃべれていなかった気がします。

伊集院さんとのトークは、基本的に私が「ラジオにまつわること」でお聞きしたい質問をまとめていき、それをベースにいろいろと伺いました。そのため打ち合わせでもトークの部分のご説明だけは私がしたのですが、伊集院さんの楽屋を出てから「果たしてこの打ち合わせに私の説明は必要だったのだろうか」と思いました。しばらく考えてみる。手応えがなくて少しシュンとしかけました。ただ、打ち合わせに手応えも何もないだろうと気づけたのでなんとか持ち直して収録に臨めました。

今振り返ると、番組プロデューサーのTPがひとりで打ち合わせに行くのが心細かったのではなかろうかと思います。全部ひっくるめて貴重な思い出です。

ゲストとして伊集院さんを呼び込む前に、10分弱私のフリートークゾーンがありました。この世界の何人が「伊集院光に見つめられながらフリートークをする」という体験をできるのでしょうか。緊張というよりかは興奮で震えました。この姿はぜひ本編で確認していただきたいです。

伊集院さんをゲストに迎え、新たにできた目標

レギュラー番組の終了が発表されてあまり日が経っていない状態での収録だったので、正直どこまでお話をお聞きするべきなのかという迷いがありました。しかしながら私の抱える一抹の不安を感じ取ってくださってか、次々とリードするように濃密なお話をしてくださり、途中からはただただ楽しくスタジオにいられました。その安心感と、時々訪れるスリリングな展開につい身を委ねてしまいました。

パーソナリティ、ホストとして私は特別な振る舞いはできなかったです。ただ、あの場所で楽しくお話しして、なかなか他所ではお聞きできないことをじっくりと聞けたことに大きな価値があったのではないかと思います。

私が冠ラジオを持てた際には、お会いしてまたお話ししたいです。新たにできた目標のためにがんばらなくてはなりません。改めてラジオが好きだと噛み締めることができました。

後夜祭では、伊集院さんから授かったたくさんの素敵な言葉を振り返りながら、リスナーの皆さんの感想もご紹介しました。前夜祭・ゲスト回・後夜祭と楽しんで観てもらえるとうれしいです。

『奥森皐月の公私混同』は毎週木曜18時に最新回が公開

奥森皐月の公私混同

(写真:『奥森皐月の公私混同』

logirlさんの慈悲深さから公開直後の1時間は無料でご覧いただけます。このチャンスを機にまずは観ていただきたいです。

奥森皐月の公私混同ではメールを募集中。
「テーマメール」「リアクションメール」「大喜利公私混同カップ」「ふつおた」「大喜利のお題」などなんでも募集中。
収録放送ですが、番組の展開を予想してリアクションを募集しています。奥森に聞いてほしいことがあれば、なんでもメールしてほしいです。

すべての宛先は

s-okumori@tv-asahi.co.jp

です、たくさんのメールをお待ちしております。

logirl公式サイト内「ラジオ」のページでは毎週アフタートークが公開されています!
本編の振り返りや入りきらなかったトークなどが主です。

番組プロデューサーのTPや作家のおふたりと、本編よりもディープなお話をしています。
前夜祭回のアフタートークでは「お昼に何を食べるか」を決めています。ここでしか聞けないトーク盛りだくさん。すべて無料でお聴きいただけますのでぜひに。

奥森皐月の公私混同アフタートーク

(写真:『奥森皐月の公私混同 アフタートーク』

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次回は、「冠ラジオがやりたいけど単独ライブをやる」を中心にお届けする予定です。
お楽しみに。

奥森皐月の公私混同<収録後記>