大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(札幌記念)

大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(札幌記念)
8月17日(日)の札幌11R・札幌記念は夏のクライマックスです。このレースがG2格付けされたのが’97年。’97年から’04年の間に札幌記念を4勝した故伊藤雄二調教師から「札幌記念をG1に」と持論を聞いたことがあります。夏競馬の振興と、北海道におけるビッグイベントの開催は競馬にとってプラスだろう、とのことでした。エアグルーヴの連覇、エアエミネム、ファインモーションと、厩舎のエースをこのレースに送り出したのは偶然ではありません。そんな伊藤雄二先生の意向は完全にではありませんが、ある程度はかなったかと。「スーパーG2」なんて言い方もされ、1着賞金7000万円。天皇賞(秋)や海外遠征のステップボードとして、大いに存在感を示しています。今年はG1馬1頭のみですが、それでも面白いメンバーがそろったかと。あと、お休みをいただいている動画ですが、秋G1真っ盛りの頃にはまた復活する予定です。
【札幌記念の傾向・特異点】(過去10年)
・3年連続で1番人気馬が馬券外
・最内枠は特に良く内枠志向。外枠も悪くなく中枠(4、5枠がひと息
・G1大敗組、海外惜敗組の反撃
◎⑫アルナシーム。
函館記念9番人気6着という絶妙に買いづらい臨戦態勢から人気はないでしょうが、変わり身必至とみました。1週前に併せた相手がNHKマイルC覇者パンジャタワー。明らかに勝負懸かりの調教で、ここ勝負感が漂います。これまでG1はマイルCS11着、大阪杯15着。大望を諦めるわけではないにせよ、手薄なG2と秋のメンバーがそろうG1のどちらに注力されるかと問われれば答えは自明でしょう。
○①リビアングラス。
宝塚記念は力負けしましたが、京都記念2着があるように、はまればG2での好走も期待できる実力馬です。ですが、いつもあまり人気しないタイプです。矢作厩舎はたくさん使って成績表の見映えが悪くなりがちですが、勝負どころを外しません。足りそうなメンバーのG2あたりは、この馬にとっての勝負どころだと言っていいと思います。
▲⑩ヴェローチェエラ。
函館記念で完勝。洋芝や滞在がいいのもあるでしょうから、サマー2000シリーズを狙いに来ているのは間違いないところ。母父デインヒルダンサーという、いかにも夏っぽい血統で、昨年の札幌では12勝もした須貝厩舎。今年の札幌では成績が上がっていませんが、なおさら大一番は譲りたくありません。そうした陣営の意志もにじむ調整過程かと思います。

馬券は3連単フォーメーション。
<1着>⑫→<2着>①③⑩→<3着>①③④⑥⑦⑨⑩。18点を本線にちょっと手を広げるかも。
text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC