大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(小倉記念)

大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』

24京成杯

 

大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(小倉記念)

 

酷暑が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。くれぐれもご自愛しつつ、夏競馬ライフを過ごしてくださいませ。今週は7月20日(日)の小倉11R・小倉記念となります。このレースも小倉、中京の開催入れ替わりの影響を受けて施行時期が繰り上がり。前年までの傾向が全く当てにならないわけではありませんが、多少の割引は必要でしょう。

【小倉記念の傾向・特異点】(過去10年)

・前走2桁着順の好走例が多数

・前走、直線の長いコースで負けた馬の一変例が多数(ここまで七夕賞と一緒)

・差し、追い込みが優勢。前走末脚勝負で着をまとめた馬の躍進あり

・トニービン、ディクタス持ち。母父ナスルーラ直系など血統的な偏りも目立つ

 

◎⑥シェイクユアハート。

準オープンを【1・7・4・3】と複勝率80%で15戦、1年8カ月かけて突破。過去を振り返って、準オープンで15戦しつつ複勝率80%以上をキープした馬は2000年以降だとこの馬だけです。まあ本当に強い馬は3勝クラスをそんなに走りませんが。ためにためて準オープンを突破した次戦は、過去の例だと4着あたりに収まることも多いのですが、シェイクユアハートの成績を眺めて思い至ったのがマヤノアブソルートです。01年小倉記念3着(前走準オープン1着)、02年3着(前走準オープン2着)、03年11着(前走準オープン1着)。当時は降級制度があったので長期にわたって準オープンに居座り、夏の小倉開催で活躍しました。要は準オープン最上位だった馬がハンデ戦で55キロなら、走ってもいいのでは、ということ。

○⑦オールセインツ。

2頭出しの友道厩舎で人気が上なのはメリオーレムでしょうが、オールセインツは神戸新聞杯4着馬(メリオーレム5着)。もちろんメリオーレムには順調に使っている強みと勝ってここに臨む勢いがありますが、オールセインツも素質は負けていないでしょう。叩き2走目で一変の可能性はあります。

リカンカブール。

G3勝ち、G2での3着と重賞実績十分のリカンカブールが去勢されて休み明け。6歳になっての去勢ですから、フィジカルよりはメンタルにおける措置。効果があれば即、というところ。コース2本、坂路での仕上げは上々とみて。

 

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馬券は3連単軸2頭マルチ。

<軸>⑥⑦→<相手>①④⑤⑨⑩⑯。<軸>⑥⑨→①④⑤⑩⑯<相手>。66点。

text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC

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