大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(ホープフルステークス)
大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(ホープフルS)
有馬記念は最内の横山典という時点で逃げを警戒するべきでした。あと横山典が逃げてのスローなので、なまじ内枠のアーバンシックとブローザホーンは行き場なし。このあたりは展開予想で読めるところだったので、ちょっと失敗したな、という感じです。でもレガレイラは自分には無理です。さてJRA競馬のラスト開催。12月28日(土)の中山11R・ホープフルS。せめてここぐらいはちゃんと当てとかないと、といつも以上に気を引き締めて臨みます。今回の配信(YouTube(logirl 【テレ朝動画公式】YouTube)美味しい競馬#191)では、ゲストがほのかさんと雪平莉左さん。三谷紬アナウンサーと3人で女子会風の画面です。
◎⑥クロワデュノール。
6月新馬勝ち、休み明けの東スポ杯2歳Sを24キロ増で、上がり3F33秒3で1着ですから、パフォーマンスは上々です。同父で同じ毛色のイクイノックスになぞらえても、現時点で決して不足ではないと思います。馬体は現時点でイクイノックスほどあか抜けていないので、そのあたりは今後に期待。斉藤崇厩舎&北村友一のコンビはクロノジェネシスでG1を3勝しています。強い信頼関係で結ばれており、新馬勝ち直後から、おそらく来春クラシックまでのローテが組まれたはず。ここをクリアして、気分よく来春クラシックに向かってもらいたいものです。
○⑯ジュタ。
矢作師によれば「ダートは確実に走る。芝でどれぐらいやれるか」と分析した上で東京芝1800メートルの新馬で下ろしました。結果、なかなか味な内容で完勝。ここで冒頭のトレーナーの言葉が生きてきます。このレースはダート実績馬が強い。昨年3着サンライズジパング、一昨年1着ドゥラエレーデもダートで走っていました。ジュタは新馬勝ち即のG1挑戦なのでダート経験はありませんが、当代一のトレーナーが「ダートは走る」と言っていますから、この舞台は合うはず。キャリアのぶん、クロワデュノールを上に取りましたが、ジュタもここの内容いかんではクラシック候補に名を連ねるはず。そしてオッズの妙味はこちらの方が大きい。
▲⑱マスカレードボール。
ジュタはドゥラメンテ産駒としてはセンスもいい方で器用さもありそう。一方、こちらマスカレードボールはこれぞドゥラメンテという荒々しさで、ゲートから道中から懸念はいろいろ。いかに手塚厩舎とはいえ、あの気性が簡単に落ち着くとは思いませんが、父もそうでしたが、本当に強い馬は荒々しいままG1を勝ってしまうものでもあります。
☆⑧デルアヴィー。
ゲートを出てくれれば。話はそれからですが。1戦の敗戦で見限るのはちょっと惜しい馬です。
馬券は3連単1頭軸流し。
<1着>⑥→<相手>①⑧⑩⑫⑮⑯⑱。42点。
2024年もありがとうございました。
2025年は1月10日にフェアリーSコラムからスタートします。
text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC