大胆に予想！『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』（朝日杯フューチュリティステークス）

 

 

大胆に予想！『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』（朝日杯フューチュリティステークス）

 

有馬記念が近づいています。筆者が所属しているスポーツニッポン新聞社をはじめ、競馬関連のメディアというのは、一大イベントである有馬記念に向けて、実は11月下旬から12月中旬あたりにやるべきことが集中します。そのうえ世の年末進行も重なるものですから、自分でも何をやっているのか分からなくなります。有馬の準備をしながら朝日杯の予想をしながら、さまざまな書類（まあ紙ではなくウエブ上ですが）を処理しながら、おなかはすくのでご飯を食べるという具合です。師も走る月には、いろいろ走り回る感じですね。さて12月15日（日）の京都11Ｒ・朝日杯フューチュリティステークスを予想していきます。今回の配信（YouTube（logirl 【テレ朝動画公式】YouTube）美味しい競馬#189）では、高見奈央さんをゲストに迎えて、距離の延長、短縮について話しています。京都芝は全般的に見れば延長が利きやすい舞台です。阪神JFは短縮ばっかり来ましたが。

 

◎④ミュージアムマイル。

短縮ですね。2000メートルの1勝クラスである黄菊賞を勝っていますから、ホープフルSがいいようにも思えますが朝日杯へ。距離短縮はあまり関係なく、2戦2勝の京都実績と適性を買ったものだと思います。ここ2戦の内容と仕掛けてからの伸びがどうにも京都巧者っぽい走りで、これなら輸送で初コースとなる中山ホープフルSより、短縮でも慣れた京都の方がいいと判断できます。この選択を支持したい。Cデムーロも今年のエリザベス女王杯を見ての通り、京都芝の仕掛けるべきポイントをつかんでいます。

○⑪ニタモノドウシ。

札幌芝1500メートルのクローバー賞を凄い手応えで完勝しました。それ以来の休み明けとなり、調教もそんなに目立たない。本来なら穴党にとってほどよく買いやすい人気になりそうなものですが、ムーアが騎乗しますからね。売れるでしょうねえ。妙味という点では今ひとつですが、クローバー賞の勝負どころの伸びは一気に脚を使わせることができるムーアにも合っていると思います。今のような内が荒れた馬場でもムーアはインを突いて可能性も十分です。ムーアにとってはさして荒れた馬場でもないでしょうし。

▲⑥アルレッキーノ。

サウジアラビアロイヤルカップが7頭立て5着。そのレースの上位2頭も出走とあって、本来なら穴党にとってほどよく買いやすい人気になりそうなものですが、ルメールが継続騎乗ですから、そこまで人気は落ちませんよねえ…。今回は自分がハナに立ってペースコントロールするのではないでしょうか。スローなら見直せます。

 

あと、モーリス産駒は全体的に評価を下げています。2歳だと気性のキツさが前面に立ちますから。それでも印が回るあたりは脚力ですね。

 

馬券は3連単1頭軸流し。

<1着>④→<相手>⑥⑧⑩⑪⑫⑮⑯。42点。

text：仙波広雄＠大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当／【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC