大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(ジャパンカップ)
大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(ジャパンカップ)
先週のマイルチャンピオンシップの配信では「京都芝は大型馬がいい」という、たいへんクリティカルな情報を提供したにもかかわらず、中型馬を◎にした筆者です。普通に500キロ台ワンツーだったじゃないの。500キロ以上4頭しかいなかったのに…(1、2、5、13着)。反撃を期して11月24日(日)の東京12R・ジャパンカップを予想していきます。12Rなのでご注意を。ジャパンカップは後の会見やセレモニーが長くなるので、最終レースで施行されます。今回の配信(YouTube(logirl 【テレ朝動画公式】YouTube)美味しい競馬#187)では、内田敦子さんとともにSKE48の熊崎晴香さんをゲストに迎えて、ジャパンカップと、ディープインパクトについて語っています。
◎④ジャスティンパレス。
日本代表ディープインパクト産駒。ディープインパクトはその父サンデーサイレンスとともに隔絶したレベルの種牡馬ですが、超ハイレベルの話で言うと産駒は牝馬にやや分があるフィリーサイアー寄りだと思います。これはそんなに異論はないのでは。コントレイルやシャフリヤールはもちろん名馬ですが、牝馬にはジェンティルドンナとグランアレグリアがいますからね…。ともあれディープ牡馬はある意味でマスプロダクトなダービーピークの馬が多い中で、筆者は古馬になっても強さを維持したフィエールマンを高く評価していまして、それに匹敵する牡馬がジャスティンパレスだと考えています。5歳秋という競走馬の季節的にも秋にあたる時期、有馬記念にはさして適性のないタイプですから、ここに全力でしょう。
○⑧オーギュストロダン。
ディープ×母の父ガリレオという本邦ではそれほど成功例がない配合にして、欧米のG1を6勝。ディープ牡馬の最高傑作が欧州で生まれた(母を日本に輸入してディープを種付け、アイルランドに持ち帰って出産)というのは、なかなかに痛快な出来事です。いやー、SNSなどで既にピークアウトしているのでは、とか、相手が弱いとか言われているのを見ましたが、分かっていませんね。20年産ディープ産駒は日本海外合わせて10頭ちょっとしかいない中から、ディープ牡馬のG1最多勝を更新する馬を出したことがミラクルで、ありていにいうと強い星の下なのですよ。そもそもジャパンカップはポリシーメーカーが4着に来るレースですからね。今回がラストランでクールモアでの種牡馬入りとなりますが、ぜひとも成功してほしい。エイダン・オブライエン調教師の初来日が自信の現れだといいのですが、そういうタイプでもありません。ディープ産駒も晩秋です。最後の輝きを。
▲⑨チェルヴィニア。
3歳牝馬が強いレースです。オークスが強い内容ならなおよしです。このレースで走る3歳牝馬の条件をばっちり満たしていますので、軸として堅いのはこの馬かもしれません。
馬券は3連単2頭軸マルチ。
<軸>④⑧→<相手>③⑤⑦⑨⑩⑭。36点。
text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC