大胆に予想！『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』（レパードS）

新潟競馬に暑熱対策の昼休みを設けた今年、わりと暑いのが平気な筆者もさすがにちょっと…という暑さなので、意義はあったと思います。暑いなか走る人馬をねぎらいつつ、予想していきましょう。8月4日（日）の新潟7Ｒ・レパードSです。レース番号は7Rなのでご注意ください。YouTube（logirl 【テレ朝動画公式】YouTube）美味しい競馬#173）で、ゲストのギャンブル芸人じゃいさん、三谷紬アナウンサーとともに盛夏の3歳限定ダート重賞について解説しています。

◎⑪ブルーサン。

ガンガン使って、負けたり勝ったりするダート馬らしいダート馬です。このレースは、スローで逃げれば馬券圏内がほぼ確定する逃げ優勢のレース。同型がいないわけではありませんが、格的にも馬の気性的にも、譲る理由がありません。もちろんハナを取りたいのはこの馬だけではありませんが、普段は手堅いレースが多いのに、ここという時の逃げに定評のあるダートの石橋脩ならハナに立つ方にベットしたい。

○①ミッキーファイト。

前走ユニコーンSの3着は、内枠が仇になった感があって少々窮屈な競馬をしいられました。スムーズに走ったからといって結果が違ったかはともかく、ユニコーンSの1、2着馬が翌走で東京ダービーに挑んでそのまま1、2着。前走重賞3着で収得賞金を積んでいないこの馬は、タイプ的にもぜひとも秋のジャパンダートクラシックに出たいところで、勝てば優先出走権のあるこのレースへの意欲は並々ならぬもの。調教は動く馬にせよ、勝負駆けモードでしょう。

▲④ジーサイクロン。

先々週でしたか、「重賞で実績がない種牡馬の産駒は一度、馬券圏内に来るまでは大きく割り引く」という話を配信でしましたが、この馬の父サンダースノーの産駒は重賞未勝利、馬券圏内なし。それも当然で、今回が重賞初挑戦です。元々「晩成傾向では」と言われていた産駒はものの見事に立ち上がりが遅いのですが、ここに来て良さの出た産駒がこの馬やテンカジョウなど何頭か出てきました。ひそかに上向いている父の勢いに期待。サンダースノーが理由で人気することは絶対ありませんから、こういう初物（重賞初挑戦）はむしろ買いかと思います。

馬券は3連単フォーメーション。

<1着>①⑪→<2着>①④⑥⑧⑪⑫⑬→<3着>①④⑥⑧⑪⑫⑬。60点。

text：仙波広雄＠大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当／【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC