Q: 「ガッチャード」も８話まで放送されましたが、周囲の反響などは？

宮原「私の年代だと友達のお子さんだったり、親戚の子がちょうどライダーを見る世代なので、いいタイミングで出演できたなと。その親戚の子が雑誌に出ているクロトーを見て『華音だ！』と言ったときは、あ、私ってわかるんだ、と驚きましたし、『華音、悪いことするんでしょ？』と言われたときは、やってよかったなと思いましたね。私だと気づかれないと思っていたんですが、今のところ街の子どもたちにビビられないので良かったなと（笑）」

 

坂巻「私の場合、家族は毎朝リアタイしてくれて、しかも見終わった後に録画したものを、父がもう１回見てみるかって。私が芸能活動をすることも反対したほど堅い父なんですが（笑）。やっぱり『仮面ライダー』というみなさんが知っている素敵な作品に携わることができて、家族も喜んでくれてすごく幸せですね。友人たちも見てくれているし、もっと頑張りたいと思います」

 

沖田「私は学校の友達とか先生が見てくれています。先生の子供が３歳なので見てくれているそうです。アトロポスという役については、怖いとか言われないです。みんなで応援してくれているみたいです」

Q: それぞれの役を演じるうえで気をつけていること、見て欲しいポイントは？

宮原「最初はどこまで怖く、強く演じていいのかという迷いもあったんですが、初めて宝太郎と対面した時に嫌われてもいいや、というぐらいの圧をかけたんです。そうしたら監督からそれでいいと言われたので、自分でもMAXの圧をかけるぐらいでやっています。クロトーはとにかく嫌なヤツ、見ている方にも宝太郎たちにも“戦いたくない”と思って欲しいという感じで演じていますね」

 

坂巻「アトロポス、クロトーとは違ってラケシスは衣装などから妖艶な雰囲気が持ち味なので。セクシーな衣装も朝からどうなんだろう？と思いましたが（笑）、衣装さんも力が入っているので、その衣装に見合った大人の女性で、戦うところは怖く楽しんでいる、性格ワルッみたいなところを視聴者さんにお届けできたらうれしいですね！スタッフさんや家族が『ラケシスは楽しそうだね！』と言ってくださるので、楽しんで悪いことをしているというスタンスでやっていきたいなと思っています」

 

沖田「私は眼力を強くしてくださいと言われました。まばたきを我慢して、と」

 

宮原「今日も我慢してたもんね。目が痛くなっちゃうから大変だよね」

 

Q: 沖田さんは宮原さん、坂巻さんについてどう思っていますか？

沖田「とても優しいお姉さんたちで大好きです。普段は学校のこととか、夏休みのことなどいっぱいお話しさせてもらっています」

 

宮原「ご飯大好きなんだよね。今日のお弁当はなにかな？とか」

 

坂巻「華音ちゃんはお菓子をいっぱい持ってきてくれて（笑）」

 

宮原「イトノに１カ月ぶりぐらいに会えるから。どれ食べる？ってやってました（笑）」

Q: この３人で共演されての感想は？

宮原「すごくやりやすいし、めちゃくちゃ二人のことが好きなので。かわいくてお芝居もしっかりしていて、普段も話しやすいんです。アトロポス、ラケシスとしても大好きですけど、イトノとアリちゃんも大好き。ストレスなく３人一緒にいられるんです。イトノはしっかり者なんです。ね、今日もイトノあっちだよ、と言ったら『知ってるよ』って言われたもんねー。あとたまに私がフラフラしちゃうと『動かないで』とか言われるので（笑）。そういうところが年下でも頼れるし、可愛くて。アリちゃんもSNSを見てかわいいなと思ったり。会うたびに今日かわいいねってずっと言っているんです（笑）」

 

坂巻「うれしいー。私も本当に大好きで照れちゃう（笑）。誕生日のプレゼントもいただいたりとか、イトノはいつもお菓子くれるもんねー。お芝居の中でも大好きですし、華音ちゃんもおっしゃっていたけど、家族みたいで一緒にいても楽なんです。本当の姉妹みたいな感じですね。すごく楽しいです」

 

Q: 沖田さんは８話で松本麗世さんと二人だけのシーンがありましたね。松本さんの印象は？

沖田「とても優しかったです。あとお弁当を一緒に食べました」

 

坂巻「醸し出す雰囲気が９歳じゃないんですよ、アトロポスになると」

 

宮原「今のイトノは９歳だけどね（笑）」

Q: 主演の本島君の印象は？

宮原「純政君は思わず応援したくなるんです」

 

坂巻「わかるー（笑）」

 

宮原「宝太郎と同じですごく頑張り屋さんだし、すごく前向きで全力で取り組んでいるのもわかるので、うちの主役として頑張っているなーと思って見ています」

 

坂巻「すごく真面目でまっすぐなんです。なので華音さんと同じで応援したくなるんです。でも、あえて近くでアドバイスはせずに頑張れーと応援したくなる人ですね」

 

沖田「本島さんとは仲良しです。優しくてこれ（実物大のオニヤンマのアクセサリー）くれました」

 

宮原「あーこれね。面白い話あるんだよね、言っちゃえば？」

 

沖田「虫よけになるからってくれたのでつけているんですけど、一番近いところにある手を虫に刺されました」

 

坂巻「ははは、せっかくつけてたのにねー（笑）」

Q: ところで好きなケミーっていますか？

坂巻「アントルーパー！」

 

宮原「やっぱりそうなるよね。私も最初に怪人化したのでカマンティスですね。でも、ライドケミーカードを集めると、なぜかアッパレブシドーが10枚ぐらいたまってしまって。どうやらアッパレブシドーに好かれているみたいなので、私も意識はしています（笑）」

 

坂巻「片思いだけどね（笑）」

 

沖田「私はヴェノムダケ。口から変なものをたらしているのがかわいかったです。あとケミーじゃないけど…（とガッチャードのカードを見せる）」

 

宮原「あー、小学生以下じゃないともらえないカード。いいなー」

 

坂巻「（こそっと）私もなぜか持ってる…」