黒鋼スパナ／仮面ライダーヴァルバラド役・藤林泰也です！

23話いかがでしたか？

いやーもうズッキュンでしたね！

ちなみに今後困ったら、笑えないジョークだ、ガッチャ！の他に

ズッキュン！も乱用したいと思います（笑）

笑えないジョークだ、ガッチャ、ズッキュンは200通りあります

皆さんも普段の生活で使ってみてください。

 

今回はブログではまだ話していなかった。

20、21話についてお話ししようかなと思います！

 

20、 21話は杉原監督が初めてガッチャードを演出してくださった回です！

初めて杉原監督に会う時は緊張していたことを覚えています。

なぜならば、杉原監督が担当されると聞いた後に

スタッフさん達に杉原さんはお芝居に厳しいと聞かされていたからです！

 

ですが、現場では親身に相談に乗っていただいたり

場をなごませたり、僕がお芝居する環境を作っていただいたり

撮影の前から指輪に関することなど

細かく話せる環境を作っていただきました。

 

そこまでしていただけるのは普通ではないですし、

そんな機会を作ってくださったことに感謝しています。

本当にお芝居に熱く思いやりのある方でした！

ありがとうございます。

 

初めの顔合わせ兼本読みの時は

撮影ロケーションでこのシーンはこうやって撮るイメージで

このお芝居の時はここにいる、など想定される撮影環境を教えてくださり、

台本の理解度想像力を高めてくださいました。

そのおかげで、鎖のシーン、回想、マルガムとの戦闘シーンなどは

より僕がイメージしていたものに近い物を表現できたのではないかと思っています。

 

その中でまだ言っていないここだけのエピソードは

ネクタイを外して変身と言うシーンがあるのですが、

実は2択あって、ネクタイを外してから「変身」というか、

「変身」と言ってからネクタイを外すでどっちがいい？

と聞かれて2、3回決めては変えました。

段取り後もまた変えたのを覚えています（笑）。

その結果外してから変身にしました！

 

スパナ以外で個人的に好きなシーンは

錬金チームがドライバーの作成を手伝っているときに

宝太郎の錬金術によって異臭を放つシーンです（笑）、

 

あのシーンの後に最後のシーンを撮ったのですが、

本当にみんなの頑張りがあって

スパナは覚醒できたんだなってわかるシーンだし

何よりもあのわちゃわちゃがいつものみんな感があって好きです（笑）。

スパナ回ではファミリー（父、母、子スパナ、鏡花さん）と接することが多かったのですが、

本当に皆さん優しくて現場でも気さくに話しかけてくださいました！

 

その中でも鏡花さんとのお芝居が多かった回でもあるのですが、

難しいシーンが多いからこそ俳優の先輩が一緒だと心強いし、

先輩にお芝居も引っ張っていただき助けられました、

TTFCのオーディオコメンタリーでも話したのですが、

本当に関わってくださった制作の方、

キャストのみんなのおかげで撮れたなと改めて思います。

 

杉原監督の映像は迫力があり、

また他の監督とは違った魅力がある上で

監督が足してくださったセリフも最後のシーンもより作品の深みを出して

20、21話を杉原監督と作れたことをすごく嬉しく思います。

 

長谷川さんの脚本にある戦闘シーン、回想のシーンなど

息が止まるようなスリリングな脚本がインパクトのある映像により、

黒鋼スパナの成長を引き立たせてくださっているように思います

 

スパナを演じるにあたって感情あまり表に出さないイメージがあって、

それがスパナ回では溢れ出るほど反対の作業が必要だった訳なんですけど、

本当に楽しかった！！

 

クールを演じるのは難しいし、それはそれで楽しいのですが、

喉が枯れるくらい叫んだり、アフレコでも汗をかいたり、

本当に全力でぶつけられる環境は

クールを演じるのとはまた別の楽しさがあるものです。

 

この約半年間の撮影で初めてスパナとして殻を破るというのも

半年間同じ役を演じないとできない経験だし、

それもライダー特権だなと思い、藤林としても成長できた回でした！

長々と話しましたが、まだまだ語り足りないことがあるので、

それはまたどこかで話したいと思います（笑）。

TTFCオーディオコメンタリーでも少し話したのでそちらもよかったらご視聴ください。

 

いつも「仮面ライダーガッチャード」を見ていただきありがとうございます。

引き続き楽しんでください！

黒鋼スパナ／仮面ライダーヴァルバラド役・藤林泰也でしたー！