47話ご覧になっていかがでしたでしょうか?
あぁ残り2話になってしまいました。
早い、本当に早すぎる。
終わって欲しくないって言うのが本音です。
始まりがあれば終わりもある。仕方ないよね。
今回のこのブログで、
私がブログを担当することが最後になるので、
この1年間の思い出を、
長くなってしまうかもしれないんですけど、
感謝の気持ちも込めて少しお話させてください!
私はオーディション経験が本当に数回しかなくて、
性格的に結構周りからは“緊張しない人”と思われがちなんですけど、
7年間活動していても撮影だったりとか、
イベントとか、人前で話すことには一向に慣れなくて、
実はすごく緊張しい性格なんですよね(笑)。
なのでオーディションが終わった後も
ひたすら1人で反省会をやるくらい、
全然何もできなかったなぁって、
落ちちゃったんじゃないかなーって思ってたんです。
でも嬉しいことに、
「仮面ライダーのオーディションに合格したよー」って
マネージャーさんから報告を受けて
知らない人はいない、
1回も観たこと無いって人はいないし、
絶対にハマる時期が誰しもきっと通ると思うんです。
そんな大きな作品に自分が出られるなんて信じられなくて。
『これは壮大なドッキリなんじゃないか』
って思うぐらいしばらくは信じられませんでした。
それから衣装合わせだったりとか本読みが行われていって、
だんだん現実なんだなぁと実感してきて
最初の頃は『嬉しいけど正直1年って長いなー』と思ってたんです。
でも実際にこの生活が始まると、
時間が経つのってこんなに早かったっけって
間違いなく私の人生の中で、
一番1年という時間が経つのが早かったです。
もう今後ないんじゃないかなと思えるくらい
貴重な経験をさせていただいたなと本当に思っています。
祢音ちゃんだったから私を選んでいただけたと思いますし、
私だったから、祢音ちゃんを演じきれたんじゃないかなぁと思っています。
ん〜そうだったらいいなぁと思ってます(笑)。
11歳、12歳の頃から活動をしていて
ずっとお芝居をしたい、女優さんになりたいと思ってはいたものの、
きっかけになることが起きず…
インフルエンサー・モデルという
“女優さん”からは少し離れた場所で活動をしていたんですけど、
それでもずっとお芝居をしたいっていうのは諦められなかったんです。
とあるYouTubeドラマの出演がきっかけで
2年前から本格的にお芝居をやらせていただけることが
少しずつ多くなってきた中で、
『地上波に出てみたい』と思っていた矢先に
全国放送の仮面ライダーという、
夢の第1歩目がそんなに大きい、
私なんかが出ていいのかなって。
私は身長も小さいし
仮面ライダーに出ていいっていうくらいの
お芝居のスキルは持っていないって
ネガティブに思ってたんですけど
私の母親が
「ゆな以外にも、小さな女優さんは沢山いるよ。でもみんな堂々とお芝居してる。
小さくてもモデルを続けてきたし、小さくても自分のお芝居でどうとでもなる。
そもそもゆなが良いと思って選んでくれてるんだから
堂々と胸張って頑張って来なさい!ゆなならできる」
って背中を押してくれて。
そうだよなぁって、
モデルをするっていう選択を決めた時も
自分が身長にコンプレックスを抱えているからこそ、
伝えられることもあると思うし、
モデルとは違ってまた女優っていう職業ならではの
コンプレックスを逆に魅力になれるように
お芝居を頑張ろうって思えるようになりました!
主演の簡くんとは多分30センチくらい
身長が離れているんですけど、
並んで変身するシーンの時も、
めちゃ離れてる!身長差えぐ!みたいな(笑)
最初は恥ずかしがったんですけど
逆に身長差がいいって言ってくれる視聴者さんもいたりで…
こんなに小さくても戦えるんだぞ、
元気を与えられるんだぞっていう事が
この1年で色んな方に届いていたらいいなぁと思っています!
自分がやりたかったこと、やりたいことができてるってすごく幸せだし、
それが叶えられるっていうのはすごいことだなって思うんですけど、
その反面どんなに幸せな日常でも
ずっと楽しい、幸せってわけではなくて、
辛いことだったりとか無理かもっていう
大きな壁に負けちゃいそうになる時も、
やっぱり少なからずあって。
でも私がこの1年間やりきれたのは
ずっと温かく見守ってくれる皆さんがいたからだなって
心から思っています。
私はこの1年間みんなに勇気を与えるヒーローをやっていたと思うんですけど、
逆に私からすると皆さんは私にとってのヒーローです!
みんながいてくれたから頑張れたし、
みんなと一緒に壁を乗り越えられてきたんじゃないかなと思っています。
感謝してもしきれないくらい本当に感謝しています。ありがとう。
オーディションの話をした時にも出たと思うんですけど、
実はすごく考えすぎてしまう性格だったりとか、
結構ネガティブに考えちゃう時間が、
私は結構多くあったんですけど、
この【仮面ライダーギーツ】っていうメッセージ性の強い作品に携わって
良い意味で、私自身がすごく変われたなって思います。
「諦めなければ夢は叶う」だったり、
「私は私らしく」の言葉って現実でも大切なことだなと思っていて、
私が女優さんになりたいっていう気持ちを
少しでも諦めていれば、
今私が祢音ちゃんを演じていることってないと思うし、
意見が割れた時、多数派に合わせてしまったり
周りの顔を伺って自分の意見が言えなくなったり、
周りに飲まれちゃって自分を見失っちゃう時とかってあると思うんです。
でもやっぱり自分を一番知ってるのは自分自身だと思いますし、
自分を一番いたわってあげられるのも自分だと思うので、
こういう言葉が
『ギーツ』を通して。私だけじゃなくて
色んな方に響いたらなと思っています!
強く、前向きになれる言葉が
『ギーツ』は、すごく詰まっている作品です。
『ギーツ』の放送は間もなく終わってはしまうんですけど、
歴代の作品が皆さんの心の中でずっと永遠に光り続けているみたいに
『ギーツ』もみんなの中で一生ヒーローであってほしいですし、
一生輝いてほしいなって思っています!
昨年の制作発表、8月7日から
1年以上『ギーツ』を応援してくださり
本当にありがとうございました!
残り2話、放送がありますので、
最後まで応援をよろしくお願いいたします。
本当にありがとうございました!ピカリ!