こんばんは! MANAMI-Xです。
大好評のキャスト突撃インタビュー。続きましては、第二外科のベテランチーフ看護師・千葉園子を演じている紫吹淳さん!
―― 今回、紫吹さんが演じている園子さんも仕事のできる女性ですが、紫吹さんご自身の「私、失敗しないので」を教えてください!
紫吹:なんだろう…。買物は失敗しないかな。特に靴選びは失敗しないですね。靴フェチなので。
―― 何足くらいお持ちなんですか?
紫吹:たぶん300足ぐらいあります。
―― えぇっ!そんなに!? すごい!
紫吹:気に入ると、つい色違いでも買っちゃうので。あとは食べるものはあまり失敗しないです。
―― お店選びとかですか?
紫吹:そう、食するもの。美味しいお店を見つけるのは失敗しないです。
―― それはどういう基準で選ばれるんですか?
紫吹:マネージャーが食いしん坊なので鼻が利くというか。そこについていくとたいがい失敗しない。あっ、自分じゃなきゃダメか(笑)。難しいですね…。あ、宝塚時代は失敗したことがないんですけど、辞めてからはけっこうあります(苦笑)。
―― 宝塚時代は失敗しなかったんですか?
紫吹:失敗したことなかったです。だから、辞めてから失敗する自分にびっくりしました。どうしていいのかわからなくて…。
―― それはどうしてですかね?
紫吹:たぶん、宝塚にいるときはしっかりしなきゃと思っていたので、しっかりしなきゃと思わなくなったのかなぁ(笑)。
―― 男役だと完全に「なりきる!」という感じだったんでしょうか?
紫吹:そうですね。事細かに作りこまないとできなかったからかもしれないですね。
―― では、宝塚を辞められてドラマに出るようになってからは、少し素が出てしまうこともありますか?
紫吹:いや、逆に男が出ちゃう(笑)。こないだもすごく声が低くなっちゃって。一言くらいのセリフが要注意なんですよね。
―― 確かに、普段の声はそんなに低くないですね。
紫吹:そうなんですよ。どこが自分のチャンネルかわからないんです。いまも舞台で男役もやっているので、余計にわからなくなっちゃって(笑)。米倉さんは「男とか言わないほうがいいよ。ぜんぜん男じゃないから」って見た目的なことを言ってくれるんですけど、見た目ではなくて、声のチューニングがわからなくなっちゃうんですよね。
―― 意外な失敗ですね。
紫吹:女を演じるようになってからの方が、キャリアが少ないので(笑)。でも、失敗から学ぶことは多いなと思います。まだまだ私も失敗しているので、未知子さんのように「失敗しないので」って言い切れるものが欲しいですね。
―― そう言う意味では、宝塚で失敗しなかったのもそういうことですよね?
紫吹:人間やればできるのかもしれないですね。そこのポジションにいつも狙いを定めているか、甘んじているかっていうので変わってくるのかな。ということで、私は「男役は失敗しないので」にします。
―― では、「致しません」はいかがですか?
紫吹:料理は致しません。
―― えっ、料理しないんですか?
紫吹:しないです。めんどくさいから(笑)。
―― じゃあ、普段のお食事は?
紫吹:外食がほとんどです。ダメですよね…。
―― もし、料理をする役がきたらどうしますか?
紫吹:作りますよ。こないだ生まれて初めて肉じゃがを作って美味しいって言われました。たぶん凝り性なので、ハマり出すとやっちゃうと思うんですけど。初めて一人暮らしを始めた頃は、うれしくて料理もしたんですけど、その時に火傷したりしてあまりいい思い出がないっていうのもありますね。
―― ほかにはありますか?
紫吹:運転は、過去はしたけど今は致しません。宝塚でトップになる前くらいに、一軒家に住んでいたんですけど、車で帰ろうとして、道に迷って帰れなくなっちゃったことがあったんです。20分くらい迷ってもう泣きそうになって。疲れ過ぎていたのもあったんですけど、その時にもう運転はいいかなって思って、それ以来運転していません。もう20年くらいペーパーです。ゴルフのカートを運転したときは、ちょっと運転したくなりますけどね。
―― では、紫吹さんの「致しません」は料理と運転ですね。
紫吹:私、「致しません」なことのほうが多いですね(笑)
―― ありがとうございます!
さすが、元宝塚男役トップスターの紫吹さん!
いつも背筋がぴしっと伸びていて、立ち姿が素敵なんですよ~
さて、次回はどなたが登場するのでしょうか?
お楽しみに~