こんばんは！ MANAMI-Xです。

今日も行きます、キャスト突撃インタビュー！

続きましては、患者に寄り添うことがモットーの心優しい原先生を演じている鈴木浩介さん！

 

 

―― 鈴木さんの「私、失敗しないので」を教えていただきたいのですが…

鈴木：ないです！

―― えっ！

鈴木：僕、すごくドジなので、失敗しないのでと言えるようなことが特に思い浮かばないんですよ。ダメですね…。

―― 例えば、演技とかではどうですか？

鈴木：失敗してばかりです（笑）。

―― では、未知子みたいに「失敗しないので」と言い切れる人は羨ましいですか？

鈴木：いいですよね、その自信が。ああいう強さというか、あえて自分で言葉に出してプレッシャーをかけて、それをクリアしていくというのは理想的ですけど、僕はぜったいにないですね。

―― では、「失敗しないので」と言いたいことは？

鈴木：失敗は成功の元と言うじゃないですか。なので、失敗することは悪いことじゃないと思うんです。だから、失敗しないと言い切れるまで、いまから何かをすることは、僕はたぶんないかなぁ。

―― では、もうひとつの未知子のセリフから「致しません」についてはいかがですか？

鈴木：うちの事務所は遅刻が絶対にダメなんですよ。だから「遅刻は致しません！」と自分に言い聞かせています。それでも、人間失敗はあるので、なかなか難しいですけど。ほかには、う～ん、致しませんってなかなかないですよね…。

MINE-X 田中さんは、自分が朝起きるのが苦手なので、「人にモーニングコールを頼まれても絶対に致しません」って言ってました。

鈴木：なるほど。でも僕、最近歳を取ったからか、朝起きられるようになったので、そういうのもないんですよね（笑）。

―― 笑。未知子のような「致しません」はどうですか？

鈴木：難しいですねぇ。たぶん、大門先生が言っているようなことって、普通の人が普段言えないことなんですよね。それを代わりに大門先生が言っていて、みんな「あんなふうに言えたらいいな」って思いながらテレビを見ているわけだから。僕なんて、むしろ「飲み会の頭数合わせ付き合います！」みたいところ全開でやってきてる感じですから（笑）。

―― そうなると、未知子は鈴木さんと正反対なタイプですか？

鈴木：まったく逆だと思います。

―― では、今回演じている原先生はご自身に近いですか？

鈴木：いや、原先生も自分とは違うかな。原先生のキーワード「いい人」みたいなところありますもんね。僕そんなにいい人じゃないですから（笑）。

―― ええっ！

鈴木：じゃ、まとめますね。「失敗しないので」は、失敗してもいいと思っているのでありません。「致しません」っていうのは、大門先生がやってくれる非日常の特別なことで、僕は日常に生きている人なので、ありません！っていうのではダメですか？

―― いいと思います！

鈴木：でも、小学生の間で「致しません」が流行ったら面白いですよね。あ、僕、小学生だったら、「夏休みの宿題致しません」って言ってみたかったな（笑）。そうか、わかった！大人になるとそんなにルールがない、特に役者ってサラリーマンじゃないから、そういう意味では、縛られていることが少ないのかもしれないですね。

―― なるほど！ 確かにそうですね。

鈴木：それが思いつかない理由なのかも。「台本のセリフ覚え、致しません」って言ってたら、この仕事できないですもんね。役者の仕事で致しませんっていうことはないのかもしれません。あ、失敗しないことありました！半熟煮玉子の味付け。最近。100％成功しています。

―― おぉ、それはいいですね。ありがとうございました！

  

鈴木さんがおっしゃるように、確かに大人になると仕事によって縛られるルールって違いますよね。

みなさんはいかがですか？ぜひみなさんの「致しません」「失敗しないので」エピソード、BBSにお寄せください。

それでは、次回もお楽しみに～☆