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2013年05月05日 09:30
こんにちは。“題名舞台裏ウォッチャー”キャンディーです。 今週は、久しぶりに「題名のない音楽会」の収録がありました。ゴールデン・ウィークということもあり、超満員となりました。収録内容の一つは皆様にご応募頂きました「第4回歌ってみまSHOW !」でしたが、個性的な出場者の愛にあふれた歌声に大いに盛り上がりました。ゲストの審査員は現在女優としても引っ張りだこの森山良子さん、某番組のダイエット企画で見違えるほどほっそりした森公美子さん、昨年度芸術選奨新人賞を受賞したカウンターテナー彌勒忠史さんという豪華メンバーでした。放送はまだ先の8月ですが、どうぞお楽しみに!
さて今日はアキラさんこと宮川彬良さんをお迎えし、アキラさんが敬愛するアメリカの作曲家ルロイ・アンダーソンの特集でした。アンダーソンの作品の多くは、アメリカを代表するオーケストラのひとつであるボストン交響楽団が、休日に楽しい曲を演奏するために編成された「ボストン・ポップス」用に書かれているため、オーケストラ楽器の使い方がとても効果的で、演奏しても聴いても楽しい作品なのです。 アンダーソンの作品は“楽しい”がゆえ、子供向けコンサートでもよく演奏されるのですが、「楽しい=子供にも分かる=幼稚な音楽」だと思ったら大間違いです!彼の作品は実に緻密に構築されており、工夫が施されています。「そりすべり」にしても、音楽からカメラアングルまでもが想像できるような視覚的な曲に仕上がっていて、映画のワンシーンを見ているような気分になります。 この「そりすべり」というタイトル、原題では「Sleigh Ride」というのですが、打ち合わせの時アキラさんが開口一番「これって訳が違うよね!」と。日本では「そりすべり」というと、まだスキーができない子供たちが山のふもとでお父さんに引っ張ってもらって遊んでいるイメージです。しかしアンダーソンの「Sleigh Ride」には、馬が力強く走る足音や、それをコントロールする御者のむちの音、広~い山の中を走っていると思しき疾走感がおとで表現されており、明らかに日本語で言う「そりすべり」のスケールではありません。こういう場合、本当は何て訳せばよかったのですかね?「そり」だけの方が適当だったのでしょうかね? というように、音楽から描かれている風景や心情があれこれ想像できるアンダーソンの世界。アキラさん曰く「お父さんはアンダーソンだった」と。アキラさんのお父さんと言えば「宇宙戦艦ヤマト」の作曲家としても有名な宮川泰さんですが、これだけみんなが楽しくなれる音楽って、そうないですよ!子供の日の今日、ご家族で楽しんで頂けたら幸いです。
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