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2008年07月06日 09:30
僕が指揮者だからというだけで、クラシックしか聴かないようなイメージがあるかもしれないけれど、僕はクラシックだけじゃなくて、色々なジャンルの音楽が好きなのです。演歌の心揺さぶられる声にも惹かれるし、ロックの心臓を刺激するビートも大好き。やはり、バーンスタインの影響だろうけれど、中でもスイング・ジャズは別格に好きなジャンルです。学生の頃は吹奏楽をやっていて、学園祭とかになるとジャズっぽい曲を演奏することもあったのだけれど、「スイング!スイング!」と先生に叱られていたのも懐かしい思い出。今から思うと、先生も具体的にどうスイングしたらいいのか分かっていなかったわけで、それは「頑張れ!」と言われているような、何か気合を入れる言葉のようなもので、格好いいのには程遠かったのだけれど、それでも子供ながらに楽しいなと感じるものがあったし、カウント・ベイシーやデューク・エリントンの音に出会ったときは、本当に心の底から震えるぐらい感動した。今回の番組での素敵な出会いは、ゲストの林家正蔵さん。本当にジャズが大好きで、楽屋で初めて会った時も、かなり熱くジャズの魅力を語ってくださっていました。そうとうマニアックな話しまでされていて、僕と久保田アナは「は~」とか「ほ~」とかの連続でしたけど、やはり彼も本当にこだわり人間なのですね。初対面にもかかわらず、厚かましくも、いろいろと突っ込ませてもらった気楽さまで番組内で生まれた気がするのですが、いっそのこと新しいコンビでも組みますか?正蔵さん!今度は僕が指揮する演奏会にも是非来てくださいね!
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